聖地大塚 に黒船来襲っ!
2020年、ピンサロ業界に維新の風が吹き荒れる!?
その風は古きものを一掃し、聖地に新たな風を巻き起こすのか。それとも従来の慣習や慣例を前に撤退を余儀なくされるのか、あるいは共存の道を辿るのか。
東京2020を迎える2020年。 聖地大塚が帰路に立たされる。
大塚にフラ系店舗が誕生
同志から衝撃の情報を入手したのは、まだ眠りから覚めきらない月曜日午前。
寝惚け眼で便座に腰掛け、いつものようにスマートフォンでメールをチェックすると、とある添付ファイルが目についた。何気なくボタンを押し、ファイルを開いて画像をダウンロードする。それと並行して添えられたメッセージを読む。
新店、大塚、ベティ、ウルトラ☆東京…
画像を見て一気に目が覚めた。と同時に心が波打った。
これは大変なことになるな…
途中で止まった朝イチの尿が今後の展望を憂いていた。
フラ系が大塚に進出する余波
聖地大塚に 学園サロンがオープンする。それもそんじゃそこらのお店じゃない。
業界最大手のフラ系。しかもその中枢を担う旗艦店が母体となるであろう最前線の人気部隊がだ。
これまで、大塚がピンサロの街として認知されて以来、まるで談合でも行われているかのように 場末の聖域は守られてきた。しかし、いったい何があったのか、その慣例は突然打ち破られた。
時の大日本帝国が、パールハーバーを奇襲したかののように突如、大塚場末の防衛ラインは突破された。
池袋-大塚間にある見えない国境。敢えていうなら古きものとの紳士協定だろうか、それが破られた背景にはいったいなにがあるのか。
捕食者フラ系が新店『 ウルトラ東京』を大塚にオープンする意味は、場末への侵攻か、共存共栄か、あるいは秩序の崩壊か。そしてその先に待つピンサロの未来は、どのような絵図を描いているのだろうか。
ウルトラ東京とは
ここからは『ウルトラ東京』に関し、現在知りうる情報を羅列していこう。
『ウルトラ☆東京』
住所:東京都豊島区北大塚2-14-8 日米ビルB1
これまで何店舗もの場末ピンサロが営業してきた生粋の場末箱だ。記憶するにそこまで広い箱ではない。寸断なく並べても8シートほどが限界だろう。
オープン予定日は、 2020年1月24日(金)、オープン記念価格は、 3980円と少々割引額が低い。これは周辺の場末サロンに配慮してのことであろうか。
同志によると 割りチケは、池袋『ベティ』で入手とある。これまでの慣例からも近隣である関連性からも確実とは言えないが、『ベティ』(あるいはポパイ)』が母体とみても間違いはないだろう。
例によってHPはまだ閲覧不可。公開の目安としては年明け第二週目ぐらいがメドと予想される。
侵略か融和か、対抗策は果たしてあるのか
これまでの慣例と 常識を破る大塚進出。これが戦略的意図をもった侵攻なのか、それとも度重なる短期摘発に業を煮やし新たな領地を求めて旅立つ転進なのか、あるいは近くて遠い隣人に助けを求めたゆえなのか。
最近では学園サロンも増え、若い女の子の勤務も増えてきたが、大塚と言えばやはり場末の街。平均 2000円を下回る激安価格に大塚ピンサロの文化は支えられてきた。
そこに突如として現れた黒船フラ系。値段の差異はあれど、場末とは異なる豪華客船の装いに皆の目は奪われる。それがたとえ、末端価格に慣れた方でも、オープン記念価格であれば手の届く値段であり、その後も朝イチの割引時間であれば少し無理をすれば利用できるだろう。
そして、 最も影響が心配されるのが、3000~4000円の中間層。昨今の大塚を支えてきたヤングサロンであり、 人妻系の多回転サロンだ。
価格帯がモロ被りするなかで、これらのお店はどのような策を打ってくるのか。
この辺りはイチピンサロファンとして注目したいところだが、大塚のピンサロたちに成長させてもらった立場としては、、少々複雑なところでもある。
東京五輪本番の2020年、ピンサロ業界は慌ただしく幕が開ける。