「反省亀」です。
今日は「名刺考」をお届けいたします。
ピンサロ利用後に女の子から手渡されるメッセージ付きのカード。
名刺・メッセージカード・メンバーズカードなどいろんな名称で呼ばれていますが、要するに店名と源氏名、そして嬢直筆のメッセージが添えられた利用の証明=嬢名刺ですね。
現在の学園サロンであればほとんどのお店で、同様の名刺が用意されていると思います。
今回はこの「名刺」について私見を述べたいと思います。それでは今宵も大いに語り合いましょう。
名刺の変遷
風俗業界では古くから名刺文化がありました。お客に店名と源氏名を伝える営業ツールとして、またはお客の利用履歴の確認ツールとしてピンサロ、特に飲食業界で発展してきました。
ことピンサロにおいては、昔は嬢直筆のメッセージは添えられておらず、そのため嬢名刺というよりは次回1000円ほど安くなる割引券感覚だったと記憶しております…
いや正直に言うと、割引券として使えたかどうかすら覚えていません。
当時は家で見つかるとやばいモノ、彼女に見られると面倒なモノと、けっこう捨てていたような記憶があります。
しかしながら、今や名刺は、お店や嬢にとってはもちろん、お客にとっても必須の重要アイテムになったのではないでしょうか。
その要因は、いわずまもがな次回の割引として使えるようになった利便性はもちろん、それ以上に嬢のメッセージが添えられるようになった親近感にあると思います。
というか、手書きのメッセージっていつのまにデフォになったのでしょう?
この嬢直筆のメッセージが書かれるようになってから、ちょっとだけ嬢との距離が縮まった気がするのは私だけでしょうか?
またメルマガ割やパスポート割引がある場合は、割引の引き換えに使用しないため名刺が貯まっていくという現象が起きます。
私も一時100枚以上貯まったことがあり、メッセージを見て想い出に触れるときもあれば、顔はおろかプレイすら全く思い出せない嬢もいたりして、たとえメッセージが添えられていたとしても「捨てる勇気」を持って処分したこともありました。
おっと、前置きが長くなってしまいました。
今回は現代ピンサロとはきってもきれない、このメッセージ付きの名刺についてさらに深く考察してみたいと思います。
名刺の再利用
ご存知のように名刺は再利用できます。主に以下の利用方法があります。
1.名刺の再使用
(1)割引券としての名刺
・当該店舗において約1000円引の割引券として引き換えることができる
・複数枚提出することで割引になる場合もある。その際、枚数の増減により割引額が変わることもある
・他店の名刺でもOKという店やイベントもある
⇒名刺は割引に使用できるケースが多々あるので、家庭のトラブルなどを誘発しない限り保存しておくのがピンサラーの努め
(2)指名料無料券としての名刺
・一部店舗では、イベント時に当該嬢の名刺のみ指名無料券としての使用が可能なケースあり
⇒オキニの名刺を保存したい方にとっては少々心残り。(常時OKの店があれば教えてください)
(3)不使用(保管)
・皆様の中にもいらっしゃると思いますが、私は一部の超オキニ名刺は全て保管してあります。情が移りすぎて、とてもモノのように扱えません、手放せません。
⇒一部店舗では名刺割使用時にメッセージ部を切り離して返してくれるところもあります。これなら再利用にも気兼ねなし?
(4)魔除け
・いつぞやの体験談でもありましたが、フリーで入るときに提出することで、当該嬢を避けることができる場合がある。ただし、あくまでも暗黙のルールなので絶対ではなく、またお店によって可能性の高低に差がある
⇒フリーで遊ぶことがある同志は、苦手な嬢の名刺は通常の指名時で使わず、フリーで入るときに苦手嬢対策として取っておくのも一つのアイデアかもしれません。ただし、繰り返しになりますが、これは絶対的なものではありません。事実私は提出した名刺の嬢がついたことが何度かあります。
手書きという価値
上で述べたのものはあくまで利用価値ですが、私を含め、メッセージそのものに対して価値を感じている同志も多いのではないでしょうか。
記されたメッセージは、プレイ後に残された短い時間の中で嬢が手書きした「直筆」であり、そしてその対象は対戦相手である自分へのメッセージ(のはず)です。
プレイの盛り上がりや接客満足度、身体の相性などを別にしても、ついいましがた肌を絡ませあったばかりです。ついつい感情移入してしまうのは、人として当然の感情でしょう。
特に引退して2度と会えないオキニのメッセージは思い出の品として殊更大事に保管しています。
私は手書きのメッセージが添えられていることが、名刺のもつ最大の魅力であり、名刺を渡すという行為の最大の恩恵だと信じています。
そんな名刺ですが、メッセージにもいろんなパターンがありますよね。性格や個性がにじみ出るというか、事務的であったり、色恋であったり、特別な感情を伝えられていたり(妄想?)…
以下分類してみました。
2.メッセージ
(1)定型文(事務)型
例:「気持ち良かったです」「楽しかったです」「また会いたいです」
・得てして地雷嬢に多いですね。いかにもありきたりの文言を並べただけで、おもしろくもなんともない内容。時に接客内容と全く合わない場合があり逆におもしろい。
・書き置きや手抜き感があり、接客内容に関わらず同じ文言を全てのお客に書いていると思えてしまう。
⇒割引券及び魔除けとして再利用しましょう
(2)臨機応変型
例:「xxについての話面白かった」「xxプレイ楽しかった」
・少し気の利いた嬢に多く、話したことやプレイ内容が盛り込まれている。敢えて個人名を入れて親近感を感じさせてくれる傾向にある。
⇒自分に対してのメッセージであるとしっかり感じることができ、より親近感を覚える。定型系より数段上で指名引換券にするか保管対象にするか迷うところ。
(3)色恋型
例:「大好き!」「かっこいい!」「xxのが好き!」などなど
・当然 色恋嬢に多く、とにかく「あなたが一番!」を強調してくる。また渡す際に「恥ずかしいから必ず1人の時に読んでね」と目力を込めてアピールしてくる。リピートに繋げようという必死さが見えすぎる場合があり、ちょっと引くときがある。
・残念ながら?私はもらったことがないですが、もしこんなオヤジに「大好き!」と書かれていたら、ありえないですよね。とはいえ、「(他の客に比べたら/お客として)大好き!」という汲取り方もできなくはないですが…
⇒メッセージをリピートのための有効な道具として認識している嬢はこの方法を上手く使用していると思います。お客的には、割引券と引き換えるか、たまに読み返してクスッとするか、自己満に浸るかぐらいでしょうか。
(4)会話・チャット系
例:「久しぶり!」「いつもxxだね。」「今回はxxxだった。」「こないだxxxだった。」
・オキニや顔なじみの嬢に多く、二人の間でのみ通じるチャット的内容。過去の話題から未来の話題までを連ね、覚えているという特別感を与え且つ次回も会いたい(ヤリたい)と思わせる男のツボをビンビン刺激してくる。
⇒このクラスのメッセージになると、むやみやたらに「使う」のが惜しくなってきます。当然 保管対象。利用履歴(出会いの変遷)として大切に保管しましょう。
(5)神メッセージ型
例:個人個人異なるので割愛
⇒オキニ嬢のいかなるメッセージも神メッセージだと思いますが、その中でも心から書いてくれている可能性がある文章、自分の心に響く言葉、読むだけでエロい猥談、個人情報の伝達、その他色々…個人の心を動かすメッセージは全て「神名刺」になると思います。
嬢の資質・性格による違い
-字-
・達筆や汚い字もあれば、ひらがながやたら多いメッセージもあります。個人的には、内容もそうですが、達筆だと知的レベルが高い感じがして萌えます。
-密度-
・びっしり(時には2枚目も使用)もあれば、スカスカのメッセージもあります。名刺とは別にさらにメモ用紙をホチキスで止めてぎっしり書いてくれていた嬢もいましたやはり、びっしりと文字の詰まった内容の濃いものが嬉しいですね。
-アレンジ(装飾)-
・シール、蛍光ペン、マーク等々で装飾されているのもありますね。趣味の世界なのでしょうが、可愛いイラストが描かれてあったり、キラキラしているものは特別感があります。
最後に、、トップランカーのメッセージの特徴はだいたい共通していると思います。
・名刺がきれいに装飾されている
・字がきれい
・びっしり
・内容が非定型(毎回異なる)
総括
一言に名刺といっても、その一枚の名刺でリピートにつながることもあれば、捨てることも、割引に再使用し、新たなる出会いに繋がる場合もあります。また名刺のメッセージをきっかけに恋に発展していくことも稀にあるでしょう。
人によってはただの「紙」かもしれませんが、ある人からすれば、それはただの「紙」ではなく「神」に見えるかもしれません。
手書きの文章が持つ不思議な力。普段何気なく受け取る名刺ですが、今日からは何か違った気持ちで受け取ってみてはいかがでしょうか。
以上、駄長文、失礼しました。
※編集及び校正はバカイチが担当いたしました。
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