ここは戦場、赤羽本サロの最前線へ足を踏み入れたことを改めて実感した。
⇒東京都北区赤羽 本サロ潜入調査・第一話 イメージクラブ『○○○○』前半
⇒東京都北区赤羽 本サロ潜入調査・第一話 イメージクラブ『○○○○』後半
⇒東京都北区赤羽 本サロ潜入調査・第二話 パブサロン『○○○○』昭和の客引き
東京都北区赤羽 本サロ潜入調査 パブサロン『○○○○』赤羽の生き字引

もののけの雄叫びが続く。わたしの相手はまだ来ない。
暗闇のなかひとりで聞く女のあえぎ声が、こんなにも怖いものとは思いもしなかった。普通なら見えないほうが想像力を掻き立てられるはずなのに、なぜかこの夜は恐怖以外のものをなにも感じなかった。
30秒、1分、2分…
まだ来ない。もののけは疲れてきたのか、人間らしい声に落ち着いている。
少し目が慣れてきた。嬢が来る前に先に店内環境を説明しておこう。
本サロ 赤羽戦場図
入口に入るとすぐ左手に大きなルームがあった。料金の支払いの最中に奥を確認すると、シートのようなものが数席陳列されているのが見えた。
後でわかったことだが、そこ(1階)は待機場で、プレイルームが2階。
螺旋状の階段を1周すると2階に着く。1階と同じような奥行きが左側に広がり、同じようなシートが左壁に面して縦に4席並べられていた。
わたしは入口に向かって1番手前のブースを戦場に与えられた。もののけの雄叫びは2つ後方から聞こえている。
イグーアグー、そこそこ、ああーん
演技なのか本気なのか、全く分からない。
シートは背もたれ付きのフラットシート。黒のビニールレザーでそこそこのサイズ。横に寝ると膝下がはみ出るぐらいだ。シート前方には小さな机のほかはなにもない。座って足を伸ばしてもまだ余裕がある。
暗いという以外は特に普通のピンサロと同じつくりだった。
赤羽本サロの生き字引 萌お婆ちゃん
※パブサロン『○○○○』の外観、調査の最後に店名を公開します。
客引きは「すぐに来る」と言ったが、もうすでに5分ほど経過していた。
その間は目を慣らすことに集中し、慣れてきたら周囲を見渡したり、もののけがどのよう姿なのかと想像しながら待った。
そして、、それはのっそりと現れた。
暗闇のなかにぼんやりと浮かぶ人型の影。閉じられたパーテーションを横にずらし、広くなった間口からズンズンと近づいてくる。
不思議なもので昂揚はなかった。しかし、後悔もなかった。あるのはただ、「あっ来た」という客観的事実だけだった。
その姿かたちは想像どおりであり、想像以上でもあり、直感としては最悪の事態だけは避けれたように、、いまは思える。
容姿はこうだ。
お団子ヘアの前髪パッツン、ミニスカにブラウスというピンサロで良く見る安い制服スタイルの、、ばばあァアァァァ!!
暗闇に浮かぶ無駄に白い生足と厚化粧の白い顔が、心霊現象を連想させた。
ばばあはシートに腰を下ろし、ガサゴソと準備を始める。そして、こちらを向いて、こう尋ねた。
「ここは初めて?」
ルックスは言うに及ばず、ガタイもいい。がっしりしている。常に腰が曲がっているのは猫背なのだろうか、それとも痛めているのか。
推定年齢は、40後半、いや50半ばあたりか、それに反して名前は「萌(もえ)」。
なにも言えないや。
おしゃべりな萌婆さん
萌はとってもおしゃべりだった。結果として、とてもいい情報を得たのだが、聞いてもないことをべらべらしゃべる。
性感帯、これまで経験したアブノーマルプレイ、男遍歴はじまり風俗歴、それに付随する悲しい出来事、そして赤羽本サロ事情にそれに伴う裏話などなど
とにかくおしゃべりが過ぎた女だった。聞きたくない話まで聞かされた、、それはそれで楽しかったのだが。。。
このあたりの詳しい話は後述するとして、ここでは肝心の本番を語らせていただこう。特にエモい描写はないが、心臓の弱い方は飛ばしていただきたい。
本サロとはインサートできるピンクサロンです
The 本番 準備
簡単に語らったあと、そろそろ…という空気が流れた。
「じゃ脱いでください」という萌からの言葉で、ズボンを全部脱ぐ。当然パンツも脱ぐ。プレイの流れで脱ぐなんて論外。
まず脱ぐ、そして抜く。これが場末、これが本サロの流儀。
脱いだズボンは通路側を遮蔽するパーテーションに無造作に掛けられた。通路を遮蔽しているといっても、誰も通らないし、巡回すらないのに。。
下半身を丸出しにしたところで、わたしが横なった。そこへ、萌が謎の液体を手に取り、チソコへと塗りかけてきた。
液体は水のようにサラサラしており、非常に冷たかったが、「冷たいよ」という言葉は掛けられなかった。
謎の液体は、おそらくグリンスだとおもわれるが、ティッシュに染み込ませるわけでもなく、お絞りで拭き取るわけでもなく、よもや原液を塗りこまれるとは…
ちょっとしたカルチャーショックだった。
The 本番 確認
その後も手際よく進む。
萌は液体まみれのチソコを手コキでサイズアップさせる。恥ずかしいかな、ふっくらしたところで、ゴム装着。その流れで萌がパンツを脱衣、黒パンだった。同時にブレザーのボタンを全て外し、胸をモロ出し。思いのほか張りのあるおっぱいが露出。
最後に、萌がヌメリを確かめるように自らの手を下へと送り、挿入口周辺の渇きを満たし、、準備は整った。
ドッキング開始まで、5秒前、4、3、2、1…
「ねぇ、、あたしが、上??」
いよいよというところで萌が問うてきた。その顔はどこか不安げのように見えた、、が、私は童貞、挿入は苦手だ。それに、なぜ自らの意思でばばあにインサートしなければならないのか。
挿入されるからこそ我慢もできるのに…
「上でお願いします」
「、、そう、わかった。」
了解を経て、ついにふたりは結ばれた。
The 本番 挿入

萌が股を開き、慣れた手つきでチソコを赤貝へと導いていく。
にゅるんと線を縦に這わせ、そこから先端をヌププ、ヌプヌプ、、、ブサリ。仕込みローションの威力全開。先端が挿し込まれた後は体重をかけるだけで、あっという間にすべてが飲み込まれた。
正直、、、気持ちいいと感じた。締め付けがいいとか悪いとか、そんな細かいことではなく、何年ぶりかの女のアソコが単純に気持ちいいと錯覚した。
ふっくらだったチソコが硬度を増していく。萌はシートの背もたれを支柱にしながら、ゆっくりと上下していく。
数回ほど上下したら、ぺタリと腰を据え、チソコを咥えこみながらグリングリンと円を描く。そして、再び背もたれを支えにして上下し、またグリングリンと円を描いていく。
やはり気持ちがいいのは、チソコがしごかれる上下運動。なのにものの数回したら、グリングリンと腰を据えてくる。だから刺激が停滞してしまう。
あのまま上下運動を続けてくれたら余計なことをすることもなく、早々に射精して終了できるのだが…
いや、それは難しいかもしれない。なぜなら、萌が気持ちよさそうにしているから。「ハァハァ」と声を出し、いまや数少なくなった男根をゆっくり味わうかのように楽しんでいるのだから、、、
これも何かの縁、仕事と言えど、そこはオンナだ。
萌よ、ゆっくりと楽しむがいい、久しぶりの獲物を!!
The 本番 変調

と、、下から観察していたところ、どうにも様子がおかしい。萌がとても苦しそうだ。よくよく見ると気持ちよがってなどはいない。むしろ、辛そうだ。
もしかして、、疲れている!? 息も絶え絶えだし、呼吸が荒い。どこかがおかしい、明らかに普通の呼吸じゃない。
しかし、そんな状態でもなんとか上下しようとしている。背もたれを支えにして、チソコを咥え込んだままゆっくとだが、上下運動を止めようとはしない。
ここで気づいた。。そうかなるほど、背もたれに掛けた手は、、補助か。
もしかして腰が限界なのか、それとも膝か、体重が、重力が辛いんだ、老い、老化、関節痛、きつい体勢での膝の曲げ伸ばしはもうきついんだ、、、
そうだろ、萌。。
萌は目を閉じ歯を食いしばってなんとか耐えている。なんとか騎乗位を成立させようと、あらん限りの力を振り絞っている、そのとき…
「…って、、」
(ん? 何か言ったか)
「、、代わって。。」
「えっ、なに?? なんて??」
「代わって!!上変わって!!」
そう言うと、萌は私を押しのけるように、力尽き倒れるようにシートに寝そべり、「ぶふぅ~」と息を吐いた。
わたしはそれを見て、老いとはなんと悲しいものか、そして今後訪れる超高齢化社会を憂い、と同時に赤羽本サロの未来を案じた。
The 本番 射精
その後、一息ついた萌は、私を抱くように手招き、導かれるままに正常位でインサート。重量感のある脚を持ち上げ、ぎこちない動きで、ヘコヘコピストン!!
「あぁーあぁーあぁー」
萌がうなる。胸が揺れる、そこだけ見るとエッチだ。
チソコは硬度を保ってはいるが、顔を見ると萎えてしまうかもしれない。このころには目も完全に慣れていて、奇しくも体勢が変わったことで萌と上下階のフェイストゥフェイス!!
わたしはできるだけ胸の揺れに集中して、渾身の力をこめてフルピストン、、、数分後、萌の中で果てた。
赤羽に残る本サロの実態を確かめた瞬間であり、本サロを制覇した瞬間であった。
つづく
to be continued