2月は逃げる。なんてよく言われますが、その言葉のとおり、あっという間に終わりました。
それこそ各地の移転情報を整理できないぐらいに。
通常月に比してマイナス3日。本来31日あるはずなのに28日しかない。日銭商売である風俗店の「2月は厳しいな～」という言葉はこのあたりにも影響します。
正月の浮かれ気分から緩みに緩んだ財布を紐を絞める2月。さらに、日々冷え込んでいく気温が性欲を奪い、雪が降った日には最悪 閑古鳥。しかも月ベースが28日しかないから挽回が利かない。
単純計算で1日平均50万の利益があれば、3日でマイナス150万。ここに雪などの不確定要素も加味すれば…
ひとりでも多く、一本でも多く、1日足りとも無駄にはできない！
焦る気持ちが、、割引増大、メルマガ乱発、過激イベント多発という現実を生み出しました。
暇になれば売上が落ちるだけじゃありません、女の子が辞めます。時期的なものだから…そう言い聞かせても、そんな言い訳通じません。
なぜなら利己的だから。周りがどれだけ忙しくても、自分が暇だったら＝店が暇。そして、暇が数日続けば即移店。
どれだけ上手にマネジメントしていたとしても、金の切れ目が縁の切れ目です。そこに感情論など通じません。無論、正論も。
ゆえにお店側は女の子を繋ぎとめておくためにも、暇な時期だからといって手を緩めるわけにはいかないのです。むしろ暇な時期だからこそいつも以上に攻めの姿勢で営業しなければなりません。
ということで、2月はいつもに増して比較的安く遊べたと予想されるのですが、そこには以下の移転情報も大いに関係したことでしょう。
例の新宿－目黒間における合体祭であったり、新橋-－上野間におけるリニューアルに伴う割引であったり。その他にも池袋や荻窪、吉祥寺など西東京方面でも動きがありました。
新しい年が明けて2ヶ月。いよいよ本格的な取り締まりが発動したのでしょうか。それともこれはまだまだ序章でしょうか。大いなる動きの前触れのような…
それでは激動の2月を振り返ってみましょう。
ピンサロ動静 厳冬と閑散の2月
☆新宿『ドリームパラダイス』
⇒『ベイビーガール』の休業に伴い、歌舞伎町メイン通りにグランドオープン！
☆上野『リズム』
⇒新橋『ラブ＆ピーチ』から移転。営業停止が明けて即上野へカムバック！
☆上野『イブ』
⇒『マジックバナナ』が店名を変えてリニューアルオープン、、でしたが現在営業していません。
☆目黒『ハニープリンセス』
⇒休業となった新宿『ノア』を吸収し、目黒にて合同営業再開。3月より新システムへ移行！
関連記事⇒「上野『リズム』＆『イブ』2月18日（月）グランドオープン！目黒『ハニープリンセス』SP合体祭り 2980円で女が抱き放題！」
☆八王子『ジュリエット』
⇒吉祥寺『モンキーベイビー』に一時避難していた八王子『マジ＆ギャグ』が約2か月半ぶりに八王子本拠へ帰還。ただし店名は刷新。
☆池袋『ぐれふるガールズ』
⇒一時移転であった『めんこい』から西口奥の元鞘にカムバック。
☆立川『アフタースクール』
⇒1月30日新規オープン。系列などは不明。
☆荻窪『やまとなでし娘』
⇒2月25日よりプレオープン中。同エリア『セーシェル』の姉妹店。移転か追加店舗かは不明。
☆八王子『メープルシロップ』
⇒『めるてぃーきす』のリニューアル？？
☆埼玉志木『恋物語』
⇒『旧ディープインパクト』からの店名変更リニューアル！
まとめ
こうして見ると、昨年末に指導された店舗が自粛期間を終えて元鞘にもどる。そんな動きが主でした。
それも、よくよく見るとレモン系ばかり。
これだけ動きがあったのに、グループの根幹をなす片側だけに集中するなんて、やはり忖度、なにかしらの協力関係があるのでしょうか。
移転再開の他には新たなお店も誕生してはいます。立川と八王子に、、ですが今から思えば『キララ』『川崎チョコラブ』以降、めだった純然たる大手の新規店はありません。
移転からの合併、再開ばかりです。
大局でみるならば市場は拡大ならずも維持、停滞といったところでしょう。ですが、これら移転の裏で水面下で行政指導は行われ、その動きは月日を追うごとに活発になっているような気がします。
それを考えれば、、市場はゆるやかな衰退…そう捉えて間違いないのかもしれません。
いったい3月はどの地域のどの店舗が移転の憂き目に遭うのか。いくらグレーとはいえ、これだけのペースで移転を繰り返さなければねらないとなると、単独店舗や小規模なグループは
厳しいでしょうね。
それこそ場末はもう八方塞がりでしょう。
先月の動静時にコメントをいただきましたが、荻窪『バックシャン』が、1月末をもって長らくの営業に幕をおろしました。
最近は毎年のように時代を彩った老舗がなくなっていきます。これもひとえに時代といえばそれまでですが、昭和に生まれ、昭和の終わりに思春期を迎え、平成初期に女遊びを知る。
自由奔放だった昭和ロマンが、懐かしいですね。。
