その壱はこちら。
その弐はこちら。
その参はこちら。
つづき。
「うん!全部ッ♪」
嬢は間髪入れずに変わらぬ笑顔で即答した。
(全部か…)
私は一呼吸おいて考える。しかし、考えても答えは変わらない。当初の作戦通り全裸にはならない。なぜなら全裸になると、いざと言うときに素早い行動が取れないばかりか、思わず調子に乗ってしまい追加オプションを頼んでしまう恐れもある。
そうなると本末転倒。いったい何しに来たのか意味が分からなくなる。そんな事を考えながら笑顔で「早く早く」と急かしてくる彼女に対して…
「全裸は恥ずかしいからいいや。ズボンも途中まで降ろすだけで大丈夫でしょう?」
と確認する。すると彼女は…
「えぇ~と、それだと思い切ってサービスできないから…。乳首も舐めたいし上も脱いで欲しいなぁ~」
とやはり全裸での脱衣を求めてくる。しかし、私は頑として拒んだ。
「乳首は感じないからいいかな。下も恥ずかしいからやっぱり途中までで大丈夫だよ」
といい、強引に押し切る形で話を終わらせた…かと思ったら、このナ○キ嬢、中々にしつこい。
「じゃぁ~上はいいけど、下は最後まで脱ごう♪これじゃ~体勢も悪いし気持ちよくできないから。ねっ♪2人だけだし恥ずかしくないから全然大丈夫だよ」
と、自分は全く脱がない、というよりも私服?と疑いたくなるほど何重にも衣服を着用している嬢に「恥ずかしくないから…」などと諭されたくはない。とはいえ、ここで頑なに拒否し続けて、何かを勘ぐられても困る。ということで、妥協案として上はこのままで下だけ綺麗さっぱり脱ぐことにした。
「じゃぁ下だけ脱ぐね」
と伝え、ズボンにヒートテック。そしてパンツ、靴下を綺麗さっぱり脱ぎ、荷物入れのカゴにいれた。嬢はそれを確認したのち…
「それじゃぁ~足をこっちに向けて横向きに座ってください」
と体勢の変更を指示してきた。その指示は、背中を壁に持たれ掛けさせ、足は通路側へ伸ばす。すると膝から下がカーテンをはみ出し通路側へ飛び出すが、そこに補助イスを差込み完了といった具合。
簡潔に説明するなら、ソファーの上に横になりソファー全体に添って足を真っ直ぐ伸ばすという休日のオヤヂスタイル。完全にソファーを独り占めしているため、ソファー上に嬢が座るスペースがない。これでどのようにサービスするのだろうか?とも思ったが、相手は百戦錬磨のぼったくり。余計な口出しは無用である。
長々と語っているが、実はここまでわずか数分の出来事。執拗に脱衣を勧められ、妥協案として下を綺麗さっぱり脱いだら、まるで型に嵌められたかのような体勢に…。
この時点で私と嬢、いずれが主導権を握っているのか?それは読者の方に判断を委ねよう。
さて、現場である。
私が決められた体勢に移行したのを確認して、嬢がカーテン越しに用意してあった小さなカゴを手元に引き寄せる。その中には中身不明のボトルが数本。そして、お絞りとコンドームが数枚。そして筒状の箱に、謎のボードが入っていた。
嬢はソファー中央、ちょうど愚息横に陣取り床に両膝を付け着座した。そして、カゴの中から筒状の箱を取り出し、蓋を開けた。パコッという音と同時に微細な粉が舞い、甘くほんのりした香りが周囲を包んだ。
この筒状の中身はパウダー。俗にいうベビーパウダーだった。嬢はこれを手に取り…
「ではハンドマッサージをして行きますねぇ~」
と竿下、玉の上あたりにパウダーを吹きかけ、サワサワ、サワサワとフェザータッチで責め立ててくる。
「どうでうすか。パウダーは初めてですか?気持ちいでしょう」
と語りかけながらサワサワ、サワサワ。サワサワ、サワサワ。愚息本体には一切触らず、あくまでも愚息根元と玉の周辺を触れるような揉むような…。
正直、気持ちがいいとは言い難い。この気持ちをどう表現すればいいのか、こそばいような、くすぐったいような何とも言えない感覚で、気持ち悪くはないが、素直に「気持ちいい」と言えるほどの刺激でもない。がしかし、あろうことか私の愚息は、女子に触られているという現実だけで、恥ずかしながらも…
勃起してしまった。しかも、いつになく大きく、いつになく硬く…。
「わぁ~大きいぃ~。立派ぁ~!!」
声高に叫ぶ嬢。まるで私の勃起を誰かに報せるような大声。そして、その立派に怒張した愚息をみて、確信を得たのか?嬢が次の行動に移る。
「おっきいね。気持ちよくなったみたいね。じゃぁ~もっと気持ち良くならないとねっ!」
と意味深なことを言いつつ、手元のカゴから謎のボードを取り出し、それをコチラに向けて…
「実はぁ~
つづく。
To Be Continued.
永久保存版!ボッタクリサロン潜入調査 その巧妙な手口を身をもって体験してきました!!その伍-反攻-