序章はコチラ。
つづき。
お店は地下1階。冷房の影響を受けて生温かい熱気に包まれた階段を降りていきます…。
階段は大人一人がようやっとすれ違える細さ。7段ほどで九の時に折り返し、そこから7段ほど降りたところが受付。70センチ四方の狭いスペースに腰の高い机?棚?を置いて受付所としています。
そこに案内を待つ同士が1名立っていました。どうやら階段下が同時に待機場のようです。
私が階段下に下りるとセンサーに導かれ、中から小太りのオヤヂが出てきました。
「いらっしゃいませ。今6000円です。少し待ちますよ」
と、野太い声でぶっきらぼうに第一声。
(待つのか。って現に今1名待っているしな)
と思いつつ最近、指名にこだわる私はとりあえず…
「指名できますか?」
と尋ねる。すると小太りオヤヂは少々面倒くさそうに…
「あ~え~待ちますよ。それなりに…」
と返答。
(う~ん。フリーでも待つのだから指名で待つのは当然だよな…。というよりも写真だけでも見せて欲しいところだが、先客もいるし…)
ということで「フリーならどのぐらい?」と待ち時間を尋ねると…
「20分少々ですね」
と、これまたぶっきらぼうな感じで返答するので、(これ以上何かを求めてもアレだな…)と、フリー宣言。メルマガ画面をみせて料金を支払い、外出券を受け取り階段下から一時避難。
なぜ避難という言葉を使うかというと、この階段下が異様に蒸し暑いから。店内の暖気の逃げ口になっているのか?とにかく蒸し暑い。とてもじゃないがこの場では10分と待っていられない。
ゆえに「避難」と表現。
……
……
そうして20分後。再び暑い階段下に戻ると、次は2名の待機同士。私を入れて都合3名。蒸し暑い階段でその時を待っていると、続けて同士が来店。聞けば外出中の同士らしく、待機する我々をよそに先に案内されていきました。
その後、待つこと10分少々。その間も3名の外出同士が戻ってきては先に案内され、額から汗が滝のように流れてくる中、ようやく私の出番。結局、受付から約40分ほど待ちました。
「お客さん。ご案内です!!」
待たせたことを打ち消すかのような勢い。
入口で手の消毒を受け、いざ店内へ!
店内は思いのほか狭く、まず左側にカーテンに覆われた2つのボックス。ここは、嬢の待機場と各ブースを管理しマイクファフォーマンスを行うスタッフルーム。そしてその先の少し開けた空間があり、そこがプレイルーム。
細い通路を中心に左右に5席づつ?カーテンに覆われた完全遮蔽のブースが配置されています。ルーム内は暗く、ビル自体が古いということもあり、以前の店内と比べてかなり古風な印象を受けました。
ではここでいつもながらの店内図です。ご参考ください。
私は③番のブースに案内されました。シートは黒のベンチシートで、サイズは普通。シート前は足を伸ばせる程度にスペースが取られており、そこへ小さな机がひとつ。イスの下には荷物と衣服をいれるカゴ。
遮蔽に関しては前述の通り完全遮蔽。各ブースを2メートル近い衝立で覆い、入口は天井から床までをカーテンで封鎖。遮蔽率は殊更高く、数字にすると95%は堅いでしょう。
また基本的に店内が暗いこともあってカーテンを閉めるとブース内も真っ暗。ですが、そこは店側の演出。ブース内の壁に小さな簡易照明が付けられているので、これを点けることでぼんやりと薄暗いながらも怪しい雰囲気を醸し出すことができます。
ちなみに照明を消せばかなり暗いので、より暗いのがお好みの方は消して楽しむのが吉。あと目視で確認したわけではありませんが、背中越しに隣の動きが伝わってきたタメ、③番④番のシートの並びは上記図が示すよう、背中合わせになると思われます。それと①のブースはクーラーが利きません。暑いです。参考まで…。
また以前と異なり店内の巡視はかなりソフトです。以前はカーテンを掻き分け中をチェックしてきたのに対し、現店舗では今のところそのような巡視を確認しておりません。(というか巡視すら確認していません。プレイに集中しているからかな?)
上野『めちゃラブ学園』総じて店内環境は、以前と配置&遮蔽率は同レベルながらも、広さや綺麗さが全然違う印象。しかしながら、プレイする分には特に問題ありません。
イメージ的には…
「高級クラブ」の旧店舗に対し、新店舗は「場末のスナック」でしょうか。個人的にはいかにも古風なピンサロといった雰囲気で思いのほか好みです。
おっと余談でした。本編に戻ります。
薄暗いなかウーロン茶を飲み、背中越しに伝わる隣人のプレイを妄想。思えば私の前に5名を超える同士が案内されていたため、この時店内は鉄火場状態。至るところから男女の楽しい声と卑猥な音が聞こえてきます。
興奮を抑え嬢の到着を今や遅しと待つ私。その時、ふとカーテンが開きブース内にひと筋の光が差し込んできました。
来ましたッ!嬢ですッ!!
「こんにちわぁ~♪」
つづく。
To Be Continued.