その壱はコチラ。
つづき。
意を決して扉を開けるとそこには…!?
三つ指をつき深々と頭を下げる嬢の姿。入室してから頭を下げるのではなく、頭を下げ続けて待っていたことを指し示す、日本ならではのお出迎え。
ピンサロの延長線上をイメージしていた私。この後、様々な場面で、いい意味で色々な裏切りにあっていくことになろうとは、このとき予想もしていなかった…。
1回転目-Aコース
⇒シャワールームでソープに引けを取らないローションを使ったねっとりとした濃厚サービス
嬢は○○(以下A)と名乗った。少しふくよかな、でも笑顔が素敵な嬢だった。ちなみに指名した嬢ではない。
Aは私を二人掛けのソファーへと誘った。いつもの癖でソファー奥へ腰掛けようとする私を、Aは真ん中へと導く。だが、Aはソファーに座らない。床に座り私の正面に膝をつけ、三つ指をつき…
「よろしくお願いします」
と、改めて挨拶。そして、ニコッと笑顔を見せてキスをしてきた。その後、軽いトークを交えながらもハグ&キスが続き…
「それでは…」
と、一呼吸おいてからAは服を脱がし始めた。上から一枚ずつ、丁寧に脱がせては綺麗に畳み、備え付けられたボックスに手際よく収納していく。シャツもズボンも靴下も…全てAが脱がせてくれた。身に着けていた腕時計と眼鏡は、衣服とは別に貴重品ケースに置かれ保管。
自らの脱衣が基本のピンサロと異なり、お客と嬢、上下の線引きが完全に区分された接客スタイル。
始まりの挨拶といい、お客と対等な場所に座らない態度といい、衣服を全て脱がせてくれる行為といい…この接客術は(高級)ソープランドの出迎えと同じ。
思えばプレイルームもベッドにソファー、そして部屋と一体になったバスルーム…
入店からここまで薄々気づいていたが、いい機会だ。訂正させていただこう。
この『エロカワイイ』前身は箱ヘルではない。間違いなくソープランド。それは堀の内という地域性からも、グループ店の存在からも、そしてこの店内環境に接客態度からも断言できる。
間違いない。花びら回転ヘルス『エロカワイイ』箱ヘルとピンサロの融合どころではない。箱ヘルとピンサロ。さらにもう一つ‐ソープランド。これら三者の融和である。
ではキリがいいので、ここで店内環境(プレイルーム)のご紹介。
ルーム内は完全個室。ソファーとベッドとバスルームが常設された、まさにソープランドの一室。ただピンサロ要素を出すためか、天井にミラーボールが一機吊り下げられており、小さめであるがBGMも流されている。音楽はユーロビート、時々ジャズ。また小さな冷蔵庫が備え付けられており、ウーロン茶は無料提供。その他の飲料水は要確認。
部屋の規模によりベッド等の配置は異なると思われるが、恐らく全部屋ほぼ上記図を同じだろうと思われる。
では本線へ戻る。
脱衣が完了するとAも全裸に。バスルームに移動し、二股に別れたスケベ椅子に着座。
この時点でボディ洗いを主としたスケベ椅子プレイが展開されると予想される。コース説明にある「ソープに引けを取らないローションを使った濃厚サービス」=「スケベ椅子プレイ」というわけだ。
事実予想通りだった。プレイは以下の手順で進められた。
①まず適温のシャワーで全身を洗い流す
②ボディーソープを手に取り、泡立て身体に塗る
③おっぱいを密着させて泡を汲まなく行き渡らせる(ボディ洗い)
④椅子の隙間からアナルや玉、竿をサワサワする
気持ちぽっちゃりしていたため、泡のふわふわ感と乳の柔らかさがなんとも心地いい。さらにスケベ椅子プレイの醍醐味である、アナル洗浄からの玉サワサワ-竿しごきもグッジョブ!
手馴れているのか。それとも教育の賜物か。流れも実にスムーズ。
女子の身体的特徴を生かした‐洗浄と性感のコラボレーション。江戸時代から続くジャパニーズセックスカルチャー!久しぶりの殿方プレイに思わず舌鼓を打つ私。
もはやどこで逝ってもおかしくはない。寧ろ暴発も大いにあり得るのだ…が、なぜかここでAが全身の泡を洗い流しはじめた。
(まさか…まさか…その先があるのか?椅子の下にもぐり混んでのアナル舐めなど、こらから本格的椅子プレイに発展していくのか…!?)
そう思った瞬間、Aは洗面器にローションを流し込み、慣れた手つきで溶きはじめた。そして、スケベ椅子を片し、その下に敷かれているマットをシャワーで軽く洗い流しては、そこへ寝るよう指示。
勘の鋭い方は既にお気づきだろう。ローションを溶きはじめたそのときから…
そう!まさかまさかのマットプレイッ!
50分三回転。一回転あたりの時間は約15分。この状況で準備や後処理に手間のかかるマットプレイが用意されているとは、よもや誰も思わないだろう。
予想外のおもてなしに、私は愚息の咆哮で応える。反り返る愚息。仰向けに寝ると殊更目立つ。
Aは下方へ周り込み、溶いたローションを愚息へ垂らし、且つ自身の身体も滑らせ、潤滑するままに愚息と胸を摺り合わせてくる。動きは次第に滑らかさを増し、Aが上方へ移動していく。それと共に身体の密着率が増していく。
あまりの心地良さに身をのけぞらせ天井を仰ぎ見る…とそこには大きな鏡。これなら寝ながらにして嬢の卑猥な動きが手に取るように分かる。体位を入れ替え69の体勢になっても、下方で何が行われているのかとても良く分かった。
流れに身を任せマットの快感に身を委ねる。もはや射精までは時間の問題。そのとき館内にマイクアナウンスが鳴り響いた。
ピンサロでいうところのフラワーコール。まもなく終了の合図だった。
それを聞いてAはペースアップを図る。体勢を戻し乳首舐めを交えつつ、愚息への手コキ&フェラを加速させる…その数秒後。私は果てた。
マット上で呆然とする私。天井に映る私が私に語りかけてくる。
(あと2回転もあるのか…と)
Aはてきぱきと私の身体からローションを洗い落とす。もう一度綺麗に身体を洗い流し、次の嬢へとバトンを渡す。時間に終われてる中でも丁寧なサービスは変わらない。当然、身体も全て拭いてくれた。
その後、入室時と同じソファーに座り、お茶を一杯。Aも衣服を着用し、再び私の前にひざまずく。少しだけ時間が余ったのか。ここで軽くトークを交わしていると、終了を告げるアナウンスが館内に流れた。
Aは事前に用意していた名刺を手渡し、改めて三つ指をつき深々と頭をさげて部屋を後にした。
これで「ほっ」と一息つける…。
そう思いきや、出るや否やで部屋がノックされ、早くも2人目の嬢が現れた。
途中少しインターバルがあると思っていた私…。手際よさに驚くのと同時に、2回転目の戦いは厳しいものになるであろうことを覚悟した。
2回転目-Xコース
⇒ラブソファもしくはあなたのひざの上で非現実的な興奮サービス
結論から伝えると、この2回転目が一番ピンサロに近い状態になる。ソファー上でのいちゃいちゃプレイ。おしぼりで拭き取る行為、横向きフェラなどまんまピンサロと同じ。
そういう意味では一番落ち着くことができる反面、もっとも新鮮味の少ないターンと言える。
さて2回転‐Xコースのスタート。
今回の嬢は、前回と打って変わって細身(すぎる)の嬢(以下X)だった。Xはまず、さっき逝ったかどうかを確認した上で…
「もう1回頑張れるかなー」
と、まずは会話から入ってくる。
思い返せば前回も嬢から普通に話しかけてきた。今回もそう。嬢が話しかけてくるので、答え返すと、また話かけてくる。
会話禁止。
これは事実上あって無いに等しいもの。あくまでも建前と思って問題ないだろう。そもそも風俗にコミュニケーションは大事だ。プレイを侵害するトークは無用だが、プレイを盛り上げるトークは有用。
特に今回はインターバルが必要な2回転目。黙ってプレイを続けては、休まるものも休まらない。
ということでトークは自然にはずんだ。嬢としても会話で様子を伺いながら頃合をみて…という感じなのだろう。
現にトークを交わしながらも合間にキスをしたり、耳を舐めてきたり、乳首を舐めてきたり…。もちろん生フェラもあった。
会話をしつつも、サービスをする手は止めない。ただし、無理に射精させるような努力もしない。無論、お客がそれを望めば応えてくれるのだろう。
が、恐らくこの2回転目は、プレイ全体がインターバル。会話を交わし気持ちを落ち着けつつも、それなりのサービスを施し次回射精への期待感を高めておく。
事実、50分三回転の花びらヘルス。三回転全てが同じ時間ではない。嬢曰く「2回転目がもっとも短く、最初と最後が長めになっている」とのこと。
準備と片付けに時間を要すとはいえ、2回転目の時間を短く取るということは、1回転目と3回転目に射精を誘発する狙いがあるとみて間違いないだろう。
つまり、花びら回転ヘルス『エロカワイイ』三回転強制3発を目指してはいるが、基本的には2発発射させることができれば…という前提でプレイを組み立てていることになる。
一発目のマットプレイ。これは恐らく殆どの方が射精するだろう。そして、直後に迎える通常のピンサロプレイ。さすがにこの流れで連続射精する猛者は少ないだろう。
インターバルなしで連続2発。思春期の中学生じゃあるまいし。ましてや時間も短い。ならば、プレイ全体をインターバルと捉え、且つ次回への期待感を高める。
事実、私は逝かなかった。が、愚息は少し復活した。次の射精を準備するように…。
2回転目終了のアナウンスが流れた。
Xは、おしぼりで愚息を綺麗に拭き取り、「次はコチラでお待ちください」と私をベッドへ誘導し、部屋をあとにした。
残るは最後の3回転目。恐らく指名した嬢が現れるはずだが…。
つづく。
To Be Continued.
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