その壱はコチラ。
その弐はコチラ。
つづき。
残るは最後の3回転目。恐らく指名した嬢が現れるはずだが…。
3回転目-Cコース
⇒ベッドで恋人同士の雰囲気を楽しみながら夢心地サービス
嬢はまたもすぐに現れた。黒いドレスに身を包み、見るからに大きな乳を持つ。名前を○○(以下C)と名乗った。
いよいよ真打ち登場。指名した嬢で間違い…ない!?
公式HPでは20代前半と記載されていたが、見てくれは明らかに30代。挨拶する声もそうだが、態度が何より艶っぽい。美人…といえば美人。しかし、在籍写真のイメージは一分の隙も見てとれない。
フーム。ぐむむ…。
綺麗に見せる努力では済まされないパネマジ&年齢詐称に少々気落ちするも、全裸になったCの裸を見て…
ありじゃない!
肌艶よく乳の張りも問題なし。スタイルも優。くびれもある。そして年齢的にも十分守備範囲。先入観として若い子が来ると思っていたので、少々気落ちしたが、フリーだと思えば問題なし。
寧ろ人妻シチュへと転換して臨めば、これはこれで全然嫌じゃない。
(これで最後だ。楽しもう。)
自らを奮い立たせ、いざプレイスタート。まず例にならって問診から始まった。
これまでの発射回数を尋ねられ、正直に回答すると前回プレイ時に大きくなったかを確認。さらに、攻め派か?受け派か?を尋ねられ、これにも素直に回答。
Cは、質問のひとつひとつに頷きながら「そう…」と意味深な態度を見せる。頭の中でフィッシュまでの流れを計算しているのだろうか。
その姿は熟練の職人気質を連想させた。
問診後、Cは私にキスをした。そして、そのまま私に体重をかけ、押し倒すようにして仰向けに寝かせた。舌が流れに乗って奥まで入ってきた。
Cは、ディープキスで舌を潤わせると、その勢いで乳首から腰、腰から愚息脇を通り腿、膝へと舌を這わせ、右膝から左膝へ移動してはそこから愚息を目指して遡上を始めた。
限られた時間の中でダイレクトに愚息を目指さない。二の丸、三の丸を攻め落としてしておいて本丸を攻めない。
これも熟練の技だろうか。いきなりゴールを目指すのではなく、急がば回れの精神。ゴールに行き着くために色々な罠を仕掛ける。
事実、周辺組織を責められることで、これまで眠りについていた愚息が半分ほど身を起こした。
それを見てC。一気に、しかし、ゆっくりと咥えこんでは焦らすようにグラインドしていく。吸い込みと咥え込み。それに合わせて舌先をチロチロと這わすテクニック!
お見事。まさに職人芸。まさに匠の技。
これまでに幾人もの刀を磨いてきたのだろう。使い込まれ錆を帯びた我が愚刀も、数度のグラインドを経て早くも研ぎ澄まされてきた。
「大きくさえなればしめたもの」(意訳)
プレイ後に語られた名言どおり、Cは責める手を一時緩め、次はあなたの番とばかりに私の顔に張りある豊乳を埋めてくる。
舐めろ!というのか。それとも、大きくなったご褒美に舐めさせてくれるというのか。
色白乳白色の袋が二つ、私の目の前にぶら下げられた。
私はそれを掴み舐める。不乱に舐める。揉みながら舐める。Cの吐息がかすかに聞こえる。次はシックスナインの体勢に移行する。これも舐める。不乱に舐める。迷わず舐める。
Cはゆっくりと焦らすようにフェラを続ける。
程なくCが起き上がる。そして、私の頭上にある物を確認し、手を伸ばした。Cの手にはローションが握られていた。
(もしかして素股ッ!?)
瞬時に期待が頭をよぎる。が、残念ただのローションフェラ。
ピンサロの概念を取り入れているとはいえ、大元はヘルスである。つまりシャワーがある。綺麗に洗い流せる。ましてや今ターンは、ベッドに大の字になってのヘルスプレイなのだ。
ローションを手にした瞬間に素股を期待するのも当然だろう。しかし、残念ながら素股(に近い行為)は禁止されているらしい。どうもこの辺りはピンサロに近いようだ。
素股は禁止。しかし、ローションフェラ&手コキ。これはこれで相当気持ちがいい。
気付けばここにも鏡がある。天井と真横に…。
ローションで潤滑を増した熟練のフェラ。鏡の視覚的興奮。幾重にも散らされてきた性戯という名の罠。
射精は自然のことだった。
射精後、例のフラワーコールか鳴る。バスルームに誘導され、スケベ椅子に着座。心地よい余韻の中、全身を綺麗に洗われる。
そうして全てが綺麗になったかと思いきや、Cは私の正面にひざまづき、終了を示すラストフェラ。
さすがに反応こそしなかったものの、最後まで礼を失せぬ至れり尽くせりのおもてなしに、二度の射精以上に心が満足感に満たされた。
バスルームを出ると、いつのまにかソファーの上に衣服が並んでいる。パンツ、靴下、上下着衣。それぞれが別々に着やすいように順に並べられていた。
服を着て軽くトーク。ここで先に述べた名言が飛び出る。
その後、全ての終了告げるマイクアナウンスが流れ、嬢から名刺を受け取り退室。腕を組み共に退店。階段へのお見送りへと移る。
廊下に出て通路を左へと曲がる。すると階段前に同士がひとり佇んでいる。いったい何をしているのか。後ろ向きであるため良く分からないが、何かモゾモゾしている。
と、ここでCが私のベルトに手を掛けてきた。
「ん?ん?何をするだァーッ」
とっさに身構える私。
「最後にお別れのフェラをします」
粛々と回答するC嬢。
「へっ?ここで?」
同士が振り向き、ニヤッと笑顔を向けてくる。
このときCは既にベルトを外し終え、ズボンのボタンも外し、パンツに手を掛けた状態。
(まさか、まさか…本当に…するのか…ここで?)
そう思った次の瞬間ッ!
……
……
正真正銘のラストフェラ。贅を尽くした歓待。そのラストに待つものは即尺ならぬ終尺。しかも、咥えるだけじゃなく気持ち程度のグラインドを添えて…。
時間にして十数秒程度。しかし、愚息が三度反応するには十分すぎる行為にシチュエーション。
「今日はありがとうございました」
徹底された接客と予想を裏切られるプレイの数々。さらには“終尺”の余韻と興奮を胸に、見送られながら階段を下りる。
階下にはスタッフが待ち構えており、半券を回収され、アンケート回答のため準備室へ。周りには先程の同士他、共に戦った同士の姿。みんないい表情をしている。満足感でいっぱいだ。
向かいの準備室には次のグループが待機している。スタッフは相変わらず忙しく動き回っている。
アンケートを手渡し、スタッフと嬢たちに心の中で「ありがとう」と伝え、満たされた気持ちで『エロカワイイ』をあとにする。外に出ると無料利用の並びが増えていた。
帰路。
余韻と興奮、新たな発見への期待が交錯する不思議な心地。終尺でうっすらと湿るパンツに吹き付ける冷たい風。
ここは川崎堀の内。ソープランドとちょんの間で有名な有楽街。
電車内にて記事構成を考えるため気持ちを落ち着つけなくてはならぬとの大義名分掲げを、せっかくだからと堀ノ内のソープ街を散策する。
もしかしたら終尺の余韻そのままに突撃する同士がいるもしれない…そんな事を考えながら…。
‐了‐
-編集後記-
皆さま長らくのお付き合い有難うございました。
一応、今回の第三話をもって『エロカワイイ』全三部作を終えさせていただきますが、お店への感想を伝える関係上、あと一話‐総括並びにまとめ手順-を記事にしたいと思います。
新感覚の花びら回転ヘルス。新ジャンルだけに出来うる限り内容が伝わるよう事細かに記載させていただきました。が、伝え切れていない点、不明な点も多々あるかと思います。
まとめ記事ではこれまでに頂戴したコメントに対する詳しい解答。そしてこれから頂戴する質問、疑問にも分かる範囲で具体的に回答していく予定です。
疑問質問がございましたら何なりとコメント欄にお寄せくださいませ。
長らくのお付き合い本当に有難うございました。よき週末をお過ごしくださいませ。
*ご意見、ご感想などがございましたら、コメント欄より何でもお尋ねくださいませ。ただし、嬢の個人名や特定に繋がるご質問などにはお答えできませんので、予めご了承くださいませ。
また記事中の嬢が分かったとしても、嬢の迷惑に繋がる恐れもございます。個人名の記載だけはくれぐれもお止めくださいませ。