こんにちわ。バカイチです。
錦糸町と新宿に立て続けにオープンした新店が盛り上がりを見せるなか、今日はこちらの【同士体験談】にて少し箸休めをしていただこうと思います。
投稿者は「sixx」さん。紹介するお店は岩手県にあった名も無きサロン。
お盆は終わりましたが、まだまだ残暑。怪談で涼を取るというわけではありませんが、とあるお店の不思議なお話で“ほっこり”としてください。
それでは参ります。
「【同士体験談】ある不思議なお店の話」
ですっ!
皆さん、こんにちは。
私は地方住まいの20代後半の者なのですが、年に二回ほど東京へ出向いてはこのブログを参考にピンサロ遊びを堪能させて頂いております。
そんな私が関東のピンサロの体験談を語ったところで、皆さんのお役にはたてそうもありませんので、お礼と呼べるほどのものではありませんが、かつて私の地元岩手に存在した不思議なピンサロのお話をしようかと思います。
恐らく、このエントリーをご覧になる方には衝撃だと思います。あるいは創作話ではないのか?!と思われる方もいらっしゃると思います。それほど特異な店であり、10年ほど前に閉店してしまいましたが、時を経てなお語りたくなるほど私には思い出深いお店でした。
しばしお付き合い頂ければ幸いです。
そのお店というのは、かつて盛岡に存在していた店なのですが、店前にキャッチが立つでもなく、ド派手な看板を出してるでもなく、ひっそりと営業している「知る人ぞ知る」お店でした。
店内はドアを開けるとすぐに7席ほどのカウンターがあり、その後ろにカーテンで仕切られた個室のボックスが4つあるお店でした。
まず、このお店の特異な点と言えば、バックヤードが人ひとりはいったらキツキツなので、女の子の待機場がカウンターという点。なので、待ってる横に女の子がいるんです。
暗黙の了解的な雰囲気で待機している女の子には話しかけないみたいなルールがありましたが、なんとも異様な光景です。
そして、このお店の最大の特徴というのが「カウンターで飲み放題。しかも、遊ばなくても」。ようはBARスタイルなんです。無料の。ピンサロ遊びをしなくても、お金もいらないし飲みに来てよ。これが、ここのスタイル。仮に遊んでも、そのままカウンターに戻って飲み続けることもOK。
私はこのお店に出向いた時には必ず遊んでいましたが、中には競馬新聞を読みながらマスターとひたすら談笑し遊ばずに帰る常連の方もいらっしゃいました(それを常連と呼べるのか分かりませんが)
もはや、なんの店だか分からないのです。
ここの店主がまた一風変わった方だったのでこんなスタイルだったんでしょうが、遊び終わったあとに帰るというと、「いいから座って一杯飲んでけ!」と言われる始末。もちろん、それが心地良かったのですが。
ある日なんぞは、とても暇な日でカウンターに遊び終えた私ひとり。店主とくだらない談笑を続けていると「よし、お前もう一回遊んでけ。そのかわり次回無料だ!」と言って、そのまま半ば強引に奥の個室へ。
えー、今日抜いたしなぁ…ちょっともったいないなと思わなくもなかったですが、まぁ普段よくしてもらってるしなぁと渋々料金を払ったのですが…次回本当に無料でした。しかも1set30分でなく、抜きたいだけ抜け!と言われ、そのまま1時間半いたりも。もちろん追加料金なし。
また、誕生日の日なんかは指名の女の子一日独占権みたいなモノがあって、無料で好きなだけ個室に入っていてもいいというプレゼントもありました(厳密には誕生月に一回使える権利)。
あ、肝心のシステムなんですが…30分6000円指名料は無料でDKとFのみ。上はTシャツの上からお触りOKでしたが、下はNGでした。
サービス内容だけ見ると関東圏なんぞでは考えれないサービス内容ですが、やはりこのお店の店主の人柄や店の個性で成り立っているお店だったのだなと今でも思っております。
そのお店は晩年、競合店が閉店してしまったことにより「ライバルがいなくなって、モチベーションがあがらない」という理由で閉店してしまいました。
こんなお店がかつて実在したのです。
‐了‐
*第五回エントリー作品になります。