あらすじはコチラ。
前哨戦はコチラ。
つづき。
私は攻撃を続けることを決意した。
断固たる決意のもと実力行使にでる。
はね返されても、はね返されても、はね返され続けても、何度でも乳を目掛けて攻撃を加える。正面から突撃を加え、突撃すると見せかけてサイドから仕掛ける。
傍からみたらまるでコントのようだろう。いや、もしかしたらバカップルがイチャついているように見えるだろうか。
私は断続的に何度も何度も攻撃を繰り返した。が、嬢の巧みなブロックにより私の攻撃は全てはね返された。しかし、肉体的なダメージはなくとも精神的なダメージは与えていた。
なぜなら嬢が撤退を始めたから…
ふぅ~と深く溜め息をし、
「パイズリする?」
「はい。(喜んで)」
この瞬間、「勝った!」とほくそえんだ。が、それも誤り。すぐに間違いであることに気付かされた。
嬢が正座し、私の足を抱えるようにしてピンサロ独特のパイズリが始まる。乳白色の乳がようやっと私の体と触れ合う…が、触れるだけでそこから先は何もない。
愚息は挟まれている。両乳に挟まれ上下にしごかれている。
気持ちは…いい。当然だ。視覚的にも、脳内的にもエロい。大きくて綺麗なおっぱいが、自分の愚息を包み込んでくれているのだから。
だが、強いて言えばそれだけ。包みこまれているだけ。しごかれているだけ。
フラットシートのピンサロで行われるこの手のパイズリ。正直なところ、この手のパイズリで絶頂まで迎えるには、よほどの達者でないと厳しいと思う。
なぜならそこまで気持ちよくないから。純粋な攻撃力だけならば、パイズリは生フェラには到底及ばないと思う。
単純にパイズリ自体の攻撃力が低い。だが、組み合わせることでその破壊力は二倍にも三倍にも大きなものになる。
例えば…
両乳で挟みながらツバを垂らし、なおかつ乳首に愚息を当てこすり、視覚と触覚とを交錯させる。
挟む圧力に加え、カリ先に投じる刺激。さらには唾液の滑り。それに視覚のエロス。嬢の乱れる息や言葉責めがあればなおいい。
それらが絡まりあってこそ初めて、パイズリはフェラを超える快感を生み、射精を迎えることができるのだが…
単純に乳で挟むだけのパイズリは、気持ちはいいが、それ以上でもそれ以下でもない。
ゆえに私はここでも攻撃の手を緩めない。それに今はチャンスである。
愚息を挟む必要があるため両手のガードが開いているから。。。
私は再度正面から突撃をかます。だが、手を伸ばすとしごく勢いを加速し、その反動で手をはねのけてしまう。
そもそも乳が上下に動いている。これでは落ち着いて触ってはいられない。それにこんなことばかり考えていては興奮もできやしない。
手は幾度となく払いのけられる。何度も何度も退けられる。
どうすればいい?どうすれば乳に触れる?どうすれば現状を打開できようか?
考えに考えた結果、私は至ってシンプルな答えに行きついた。それはリクエストすること。
「ちょっと触らせて」
すんなりと言えた。意外にもすんなりと言葉が出た。嬢は表情を変えず「 いいよ。」と言った。
間髪入れずに手を伸ばす。遂に白き果実を手にできる。遂に本丸が陥落する。
と、思いきや…
嬢が前のめりに体重をかけてきた。愚息をはさむ体を装い、乳を押し潰すように、乳を愚息に密着させるように前屈みになる。
こうなると、どうなるかと言うと…
手を入れるスペースがなくなる。触れても乳上半部のみという状況になる。しかし、「触らせて」と言った手前、後戻りはできない。
私は乳の上半部に数回指先をすべらせた。。。
とても寂しかったし、虚しかった。情けなかった。
私は敗北を悟った。
嬢に伝える。フェラにて介錯してほしい旨を。
嬢は勝ち誇ったような笑顔でうなづいた。そして武士の情けとばかりに派手な音を立ててグラインドを始めた。
終わりが始まった。
私は意識を愚息に集中させる。しかし、目をつむれば白き果実が脳裏に浮かび集中することができない。目の前にあるはずの大きくて綺麗な乳から意識が動かない。
私は三度立ち上がった。駄目だとわかっていながら攻撃を加えた。が、その攻撃も全て不発。完璧なブロックにて軽く払いのけられた。
しかし、それでも諦めなかった。それでも負けじと攻撃を繰り返した。すると、執拗な攻撃がやっと実を結んできたのか…
少しまた少しと指先が乳周りに触れ、繰り返すうちに中心に近づいていき、遂に乳輪、そして乳首に触れることができたときには…
見事、介錯が終了してしまった。
突然の討死。その原因は…なんのことはない。
少しずつ触れることで興奮が増し、次第に愉しくなり、と同時にうざがった嬢がフェラの手を早め、手コキを解禁し、それら行為行動の相乗効果の結果…
見事なまでの最後を突然迎えた。
射精後、後処理をし、そそくさと服を着て退室する嬢。戻ってきてからは、狙い済ましたように終了のコールが鳴り響き、足早に『アムール』を後にしたのだった。
新年一発目の戦い。舞台は池袋『アムール』。フラットシート導入の確認はした。ピン探割の使用も確認できた。割引チケットも貰った。
支払った金額、ピン探割使用+指名料=8500円
戦利品・キス、生フェラ、乳上半部のゆるーいフェザータッチ。パンティ脱がず。
2015年、初戦。見事、討ち死にでございます。
得た教訓は、指名をしてもダメなものはダメ。であれど、しつこく攻撃することで嫌がる嬢に興奮を覚えたのは新たな発見。
初戦を終えて一言。
今年もフリー道。さすらいの浪人で逝こう。
それでは長々とご清聴まことに有難うございました。少しでもご笑納いただければ我が数億の魂、いくばくかは救われることでしょう。
合掌っ!