後半です。前半は以下のリンクよりどうぞ。
(前回のあらすじ。風邪が治った私は大塚の「ニューパピヨン」に突撃したが、ピンサロ人生初の不発。ハシゴするため路上に飛び出した)
これがお前らのやり方かぁ~!!
回転店は客がほとんど指名しないため、プレイがおざなりになる。頑張っても頑張らなくても給料が変わらないのだから、それもむべなるかな。
シングルが基本の店なら、皆指名欲しさに日々技を磨いているに違いない。
そう考えた私は、前回当たりを引いた 『サロンド48』に。
ここなら心配ナッシング。出勤嬢の写真9枚は半分くらい地雷に見えるが、まあナッシング。
期待を胸に三千円を出し、フリーで入る。15分待ちとのことだったので、店前のソファに座り待つことに。
隣に四十歳くらいのリーマン同志。
互いのピンサロ情報を共有したい気分だったが、この場所で話を盛り上げる自信も無く、黙りこくる。5分ほど経つと同志は入店して行き、ややあってから私も呼ばれた。
イソジンでうがいをし、水で口をゆすぎ、手を消毒してもらい、右側一番前の席へ。
店員氏がドリンクのメニューを持ってくる。アルコールもあったが、コーラにする。店員氏が下がったのを認めると、すぐ脱げるようにベルトを外した。
瞬間、急に虚しさが込み上げてきたが、いやこれが正しい男の遊び方だと言い聞かせる。
何としても当たりが欲しい。
「星名美津紀」のような、「橋本梨菜」のような、誰もが羨む当たりが。
上着を脱ぎ、時を待つ。
当たるよな…当たるよな…まさかハズれるなんてこた…
現れたのは「おかずクラブ」の「ゆいP」を小太りに縮めたような嬢だった。かわいい制服姿なのだが、そのえぐ味は隠しきれていない。
料理で例えれば、アク抜きをしていないふきのとうにデミグラスソースをかけたような…。
正直、あまり話したくないし裸も見たくなかった。
三千円の半額だけでも返してもらい、このまま個室ビデオに直行したい気分だった。
オナニーに地雷無し
そんな格言が頭に浮かんでいた。
なぜ男達は、いや私は街に出てしまったのか。ピンサロ探検をやめ、オナニー探検という名の果てなき自己対話に没頭すべきじゃないのか。
そんなことを思っていても、落胆を気づかれてはならぬと、明るく天気や仕事の話をする。
腕を触ってくる嬢、口を閉じたままンフフという笑い声を三秒に一度のペースで挟んでくるのだが、正直それがまたことのほかブスだ。
ムフフに近いンフフ、ムとンの間という日本語に存在しない音を漏らしている。
話題が筋トレになったところで、一瞬の静寂があった。すると、嬢はだっこちゃんスタイルになり、またもンフフと笑いつつ、唇を重ねてきた。
なかなか積極的に舌をねじ込んでくれるのだが、ヤニ臭さが消せてないため、私の脳から「鼻呼吸をしたら死ぬ!」という信号が発せられ、楽しむ余裕が無い。
それでも舌を吸ったり軽く噛んでみたりと応戦してみたが、結局苦しくなり、わざと咳をしてみせて唇を離した。
おっぱい触って、手マンしたほうが楽だ…
シャツの上から胸を撫でてみると「それをご所望か」とばかりに上半身裸になってくれた。
痩せていればC~Dカップだろうがお腹が出ているのでBカップくらい、しかも、「乳首張ってるから揉まれるのが気持ちいいかな」
とやんわり牽制される。
んで乳を揉むだけの時間は嫌なのか、、、
「脱いでいいですよ」と。
今日既に二回フェラされている倅は、やる気なく横たわっている。
おしぼりで拭かれ、「頑張るからね」と宣言があり、もしやフェラ巧者?!とちょっとテンション上がる。
横に座られて四つん這い、強めの玉吸いから始まった。
そう来たか!
変化球に見送りストライク!
かと思いきや、強過ぎて金玉と腹が痛くなった。
まあそれも良し、ということでフェラへ。
テクは中の上だろうか、時々カリが強く刺激されゾクッとする。疲れると軽い手コキ、んで5秒位経ってからフェラ再開。
イケないこともないが、想像したほうが確実だろうと、色んな芸能人に置き換えてみる。がイマイチしっくりこない。
目を開けて上下する頭を眺めると、何となく「峯岸みなみ」に見えてくる。
「峯岸みなみがバラエティのレギュラー欲しさに番組プロデューサーにフェラしている」
という設定にすると、そこそこ興奮する。
よし!雛壇の上段四番目の位置でキマリ!
私はプロデューサーになりきっていたが、実のところプロデューサーがどういう権限を持っているのかは知らなかった。
まぁこまけぇこたぁいいんだよと。
徐々にTheメン(SIMPLE1500シリーズ)が上がってきて、けっこう勢いよく出ちった!そして強い倦怠感を伴う賢者タイム。
「オッパイキレイッスネ」
おしぼりで倅を掃除しつつ、無感情で褒める。
「ヤッパセイフクハイイネ」
「カミキレイ。メッチャイイニオイ」
何も考えていないので却って言葉がスラスラ出てくる。
嬢は名刺を書くため一時退席、炭酸の抜けたコーラを飲んだ時、頭中では書き初め大会。巨大な半紙にこう書き殴られた。
やっぱり美人が好きだ!!
再訪率
【女の子評価】 悪い
【店舗総合評価】 再訪もあり
管理人より
誰が言ったか…
大塚では冷静になったら負け。抜きたいと思った勢いのまま、間髪いれずに逝けるときに逝く。相手に求めるな。大塚は自分との闘い、いうなれば修行の場だ。冷静になるな。狂え。狂気、いや驚喜。己の欲望を驚喜に変え、ただ異性であることに感謝して、あとは座して死ね!!
これが古来、昭和より続く大塚詣で、その真理である。。。
と、誰が言ったか大塚詣で。とある人は、大塚のことを「業界の世界遺産」とも言いました。
先日、大塚らしくないお店も紹介しましたが、やはりこれが大塚。場末&末端の集合体。特に回転2000円以下の末端サロンは危険と魅力がいっぱいです。
古ぼけたシート、その上に敷かれたバスタオル。その上に座り、暗闇を見つめる。その先から現れるのは、、、天か魔か、それとも悪鬼羅刹の類か。。。
今回の二部作、久しぶりに大塚らしい面白話を聞けました。しかしながら、大塚にはこれだけじゃんない魅力があります。中には思いがけない出会いもあるのも事実。
それよりも、日本全国を見渡しても、2000円で2人以上の異性と絡めるお店がどこにあるというのでしょう。。
大塚には大塚の事情があり、そしてそれに助けられる男女もいます。冒険にでる者、探索する者、去る者、安住の地であるもの、悲喜交々、これが大塚の魅力なのです。。。
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