ピンサラーの朝は早い。だが、早朝から開店しているピンサロは少ない。
朝7時ともなると大塚の末端しかない。ほとんどの学園系が繁忙期を除いて12時以降だ。
午前の半休の場合、抜いてから出社するとなると、遊べるお店は必然絞られる。
10時ないし11時オープンで、それなりのクオリティーを維持するお店且つ、12時すぎに出社するためには山手線上はもちろん、その中でも池袋~上野間に限られる。
そうなると否が応でも大塚が浮上する。
この日は『艶女』に決まった。朝からそれなりに出勤しているし、ランカーも多数だ。
メルマガをチェックすると、いつもどおりの指名料1000円オフ。数名ほど候補を絞って受付に望んだ。
投稿者とお店データ
【店名】大塚『艶女』
【料金】 30分4000円(指名・メルマガ割)
【投稿者】 バカイチ若者か、艶女か、、
時刻は11時10分すぎ。オープンから少し過ぎていたが、受付には誰もおらずスムーズに進んだ。
パネルにずらりと並んだ金のリボン。目星をつけたランカーに、最年少の20歳が対抗する。
若さを取るか、艶女を取るか。
悩んだ挙句すらりとした長身細身の後者を選んだ。待ちは5分。奇しくも口開けだった。
エレベーターホールを兼ねた待合室で「やりすぎコージー」を見ながら待つ。
あまりにも下品なネタに思わず笑いが漏れた。
まわりは見える
数分後、正方形をきれいに四等分した左角に陣取る。シートは変則型のベンチ。私以外の全席が埋まっており、オープンから約15分、、時間的に全席真っ最中だった。
女子は皆がみな全裸。形のいい美尻が座りながらに丸見えだ。席間も近く遮るものが何もないため座りながらにしてあそこまで見える。
尻を振りながらフェラする艶女。横四方で激しく手マンされる恰幅のいい美魔女。目の前の席では中年オヤヂと若娘がベロチューをしていた。
この娘が指名を躊躇した最年少の20歳だった。抱き抱えられ首に手を回し頭を押さえられながらベロチューを強いられている。娘がフェラに移ろうとしても頭を押さえられていては動けない。
娘は執拗なベロチューから逃れようと何度も抵抗を試みていたが、最後は諦めたように脱力し、されるがままに身を任せていた。
ところせましと貼られた、「まわりを覗かないでください」の文字がやけにシュールに感じた。
おとなの接客
指名した艶女が現れた。
プロフに偽りなしの長身細身。昔は相当に遊びならしたであろうSっ気あるビジュアルが細身スタイルを際立たせる。
「ご指名ありがとうございます」 しっとりとした控えめな挨拶が心地いい。白シャツに黒のタイトスカートというOLスタイルもお似合いだ。
「暑いですね」と梅雨開けから一転した猛暑をネタに手を優しく拭いてくれるが、私の視線は目の前のベロチューと右奥の丸っとした美尻に注がれ上の空。
「ほんと暑いですね~」と相槌を合わせるだけの会話に、嬢も違和感を感じ取ったのか、、、
「皆さんすごいですよね。朝から元気って感じで(笑)」 と恥じらいの表情を浮かべた。
わたしは、はっ!として「そうですね。すみません」と視線を目の前の艶女に移した。嬢は表情を変えずに身体を寄せてきて、「キスは大丈夫ですか?」とプレイを持ちかけてきてくれた。
ゆっくりとソフトに唇が触れ、少し絡ませたら距離を取り、見つめ合って、また口づけを交わすといった、正面の席とは正反対のおとなのキスだ。
同時に首筋から手を這わていき乳首を刺激していく。
Sっ気ある艶めかしい表情で、「ここは好き?」と聞いてきたので、「はい、大好きです」と答えた。
嬢は「うふふ、嬉しい。わたし責めるの好きだから」と言葉にしながらキレイな長い指でズボンの膨らみを撫でて、「まくって(いてね)?」とシャツをたくしあげさせると、乳首舐めが始まった。
これも派手さはない。優しくゆっくりとしたおとなの乳首舐めだ。ひと舐めひと舐めを見せつけるようにゆっくりと舌を這わせ、細く血管の浮いた綺麗な手でゆっくりと愚息を撫でつけていく。
目の前ではベロチューが果てしなく続いていた。嬢は目を閉じ眉間にしわを寄せて堪えている。
身体が小刻みに揺れているのは、手コキをしているからか、それとも手マンをされているからか…オヤヂの本気のベロチューなど見たくもないが、若い娘が堪え忍ぶ姿になぜか興奮する。
右前方では、シックスナインがはじまり老人が尻を抑えて舐めまくっていた。間隣では足を開かれ手マン&フェラの真っ最中。距離が近いため、”ぴちゃっぴちゃっ”としたイヤらしい音がごこちらにも聞こえてきそうだった。
わたしは嬢が乳首舐めしているのをいいことに、他人の行為をガン見し、これでもかと自己の興奮に役立てた。
隣人視姦というVR
その後、嬢の上半身脱衣を経て(生理だったので下はなし)、フェラに入った。
細身の割に乳はサイズ感良く、垂れてはいたが異様に柔らかかった。腰回りの締まりもよく、しっかり鍛えられた身体をしていた。
ズボンを脱ぐと横向きから我がチンポを生でしごいてくる。視姦の甲斐もあり、なぜかいつも以上に硬く、敏感だ。
軽く触れられるだけで背筋がピンと伸び、我慢汁がこれでもかと飛び出してくる。嬢はそれを掬って尿道に塗りたくり、「えっふぃでふゅね」と頬張った。
生温かい口内と優しい舌使いが絶妙のハーモニを奏でた。
その頃、前方は終幕を迎えつつあるのか、唇を求めるオヤヂの動きが激しさを増していた。息を乱し、舐める範囲が唇の外にまで及んでいる。
嬢は目を閉じ、口も閉じ、息をするのも苦しそうだった。
前方右ではシックスナインから再び通常のフェラへと戻っており、綺麗な丸尻が老紳士の唾液で光沢を帯び、隣からは相変わらず卑猥なマン音が聞こえていた。
2m四方の極めて狭い空間に淫らな男女が4人つづ、都合8人。薄暗くも赤いライトが淫靡な雰囲気を妖艶に仕立て上げ、非現実の世界観を膨らませていく。
まるでバーチャルリアリティーのような光景に脳内からドーパミンが次々に伝達され、体の隅々に多幸感を行きわたらせ、久方ぶりに身体以上に脳で興奮していることがわかった。
チンポから伝わるリアルな快楽に身体を預けると同時に、隣人視姦により脳内を活性化させ、さらに空いた手で乳を揉み、すべらかな脚をさわりスカート越しに痴漢のシチューエーションを脳内に作り上げる。
ありとあらゆる快感と興奮が直に間接的に交じり合い、フェラを開始してものの数分、、、はやくも我慢できない射精感が込み上げてきた。
「だっ、だめだ!!だめだめぇ~出る、でちゃぅ~」 といつもより声を抑え気味に叫ぶわたし。
嬢は「えっもう!?」と驚いたが、時すでに遅し。第一波がそこまで来ていることを察して、深く咥えこみ、ドクドクと射精が続く間中ずっと激しくしごき、吸い続けてくれた。
出し切った後も口を離すことはなく、ゆっくりとなめらかに、チンポが2歳児のようになりきるまで数分ほど(あまりにも早くイッたからと後々説明されました)いたわってくれた。
まさか、もっとも遅く来た男がもっとも早くイクことになるとは、スタッフはもちろん、この部屋の誰しもが予期せぬことだったろう。
バレてらぁ!!わたしの射精を機に同志たちも次々に果てていき、わたしよりも前にそそくさと退出し、すぐさま口開け第二陣の男たちが空いたスポットへと案内され、その数分後にはさっきの女性たちが早くもプレイを開始していた。
わたしの前方のシートには最年少の若娘がなにくわぬ顔で現れ、笑顔で挨拶をし、再びベロチューをしていた。
あれだけのプレイの数に、これだけの笑顔を見せれるとは…きっといい娘に違いない。次はこの娘を指名してみよう。
この時はそう思った。
余りまくった時間はトークタイムになった。
嬢は早かったことには何一つ触れず、日常のことや仕事についてなどを色々と語ってくれた。
Sっぽい容姿とは裏腹にとても気さくな性格で、口下手なわたしでも会話が盛り上がり、最後には周囲が真っ最中にも関わらず友達のように笑いあった。
「あぁーこんなに面白い人だったらもっと色々しかたったよ~」と笑う嬢を見て、「じゃ近いうちに来ますからよろしくお願いいたします」と柄にもなく伝えると…
「ほんと!?嬉しいー?」と抱き着いてきてキスしてくれた。この時に初めて舌を入れてきた。
嬢は抱き着きながら、「次はもっと大胆にね?あと、あんまり周りばかり見てちゃダメだよ」と囁いて、「じゃこれ名刺ね。次500円引きになるから」とニヤリと笑って話題を変えた。
わたしは目を丸くして赤面するばかりだったが、店内のライトが赤いためそれには気づかれなかっただろう、、、と信じることにした。
最後は通路際で情熱的なハグにてお別れ。
「ほんとに待ってるね?」という言葉を耳に残して、真夏の『艶女』を後にした。
まとめ久々にザ・ピンサロという空間を堪能した。
見ずとも視える。聞くではなく聴こえる。
普通にしていたら回りが見えてしまう丸見えの空間。それを肴に自らのプレイを高めて楽しむ。
遮蔽率どうこうじゃない昔ながらの空間が、こんなにも現実的なバーチャルリアリティーだったとは、令和になって改めて気付かされたような気がした。
目の前の相手だけじゃなく、丸見えという非現実の空間を楽しめる同志はぜひ大塚へ。『艶女』なら女性のレベルも悪くはないので、いつもとは違った形で楽しめると思います。