緊急事態宣言が延長される見通しになりました。
感染者数自体は少なくなってきましたが、目に見える数字以上に事態はまだまだ深刻なのでしょう。
2月中旬にとった自粛アンケートは、学校休業要請⇒外出自粛要請⇒非常事態宣言とフェーズを変えるたびに自粛の%が増えていきました。それは届けられる口コミの数や内容においても同様です。
ここ数年定期的に口コミを投稿し、ピンサロ遊びを習慣化してきた方々でさえ、最近は自粛モードです、とトーンダウン。体験談の投稿数も減少しており、自粛への意識が日を追うごとに強くなっていることは明らかです。
STAY HOMEで自粛強化
また、STAY HOME週間に入り、本格的なゴールデンウィークが始まる頃より、さらなる短縮営業に踏み切ったお店もあります。
おそらく、大型連休にはいったことで人出がさらに鈍ったのでしょう。辛うじていた通勤組が休日に入ったことで利用者減。テレワーク組も平日であれば出勤を理由に外出することができたかもしれませんが、連休にはいったことで外出の理由を喪失。
不要不急の外出を控えねばならない中で、仕事以外の理由で家族の同意なしに家から脱出できるでしょうか。
答えはNOです。
いまなお毎日通勤している私だからこそ感じます。
駅や電車に全然人がいない
街に車が走っていない
ランニングや散歩している方がいつもの数倍以上
夜はゴーストタウン
お店がしまっているから街が暗い
タクシーの明かりだけが煌々としている
29日の祝日を機に、より一層の自粛フェーズにはいったこと、感染収束に向けて国民の意識が明らかに変わったことが、通勤を通じて身をもって感じました。
おそらく風俗関係者も身に染みて感じているのではないでしょうか。
このままでは、もたない…と。
性風俗は協力金の対象外
宣言の延長はおよそ一ヶ月の予定という見通しですが、仮になこれが2週間であったとしても、もうそろそろ限界でしょう。これ以上の自粛は 閉店に直結します。
感染防止協力金も、持続化給付金も性風俗店は対象外です。言われるがまま感染防止に協力したのに、休業要請の対象内にも関わらず、協力金は対象外という凄まじい矛盾でした。
4月16日~5月6日まで休業した対象要請内の店舗には協力金が支払われる。これを真に受けて休業した風俗店は少なくありません。しかし、ビタ一円も出ない。
まさに、やったもの勝ち。
真面目に休業した店舗は何を思うでしょうか。当然、5月7日からの営業再開を決意するでしょう。
非常事態宣言が延長され、休業要請は解除されず、その結果、さらなる協力金が支給されると発表されたとしても、営業を自粛することはないでしょう。
それは風俗に限らず飲食、美容、中小小売などあらゆる業界や団体が、生きるため、生活をするためにそうするはずです。
いったい出口はどこにあるのでしょうか。先行きの見えない不安が続きます。
ピンサロ動静 4月
月末月初ということで、4月のピンサロ動静をお伝えしておきます。非常事態宣言下、営業自粛店舗も多かったことで、さすがに目立った動きは特にありません。
『ぐれふるっ』の営業再開以外には…
▼大塚『スイートラブ』
⇒旧『ラブラブ』跡地に オープン
▼大塚『ブルームーン』
⇒『キングスチェア』より店名変更
▼大宮『スナイパー』
⇒『Gスタイル』の 店名変更
▼新松戸『スイーツガール』/
⇒『プリティーガール』の 店名変更
▼池袋『ぐれふるっ』 営業再開
関連記事⇒「池袋西口『ぐれふるっ』4月29日(水)リニューアルオープン!!」
コロナの影響か、それともコロナでトドメになったのか、閉店したお店もあります。
▼船橋『パラディー』
▼東十条『シューティングスター』
お疲れさまでした。またの再起を期待しております。
特需に乗るか、自粛をつづけるか
短縮営業や合同営業など、試行錯誤して営業を続けるピンサロ業界ではありますが、立川の人気店『気分上々』が7日より営業再開を決定するなど、今後 通常営業に戻してV回復を狙うお店が増えてくると思います。
当面の間は客足を戻すためにコロナ割引を強行するでしょうが、いつまでもそれが続くわけではありません。周囲とのバランスを図り、ある程度落ち着いてきたと見れば割引も通常に戻ってくるでしょう。
営業再開を決めたということは、二度目の自粛はない。背水の陣ということです。摘発のリスクを背負って営業する以上、店を維持できればいいという考えはじき終わるでしょう。
お店にとっては閉店も辞さない緊急時ですが、利用者にとってはある意味特需。
いま遊ぶべきか、まだまだ自粛するべきか。
区切りの5月7日以降、皆さまはどのような動きを見せるのでしょうか。