「STAY HOME 週間」に入りました。
4月25日~5月6日まではGWを早めて超大型連休へ。そうすることで不要不急の外出をより一層強め、「 これから山場を迎える2週間」にさらなる自粛を求めるそうです。
趣旨はとても分かります。感染爆発を防ぐために皆さん家にいましょう。我慢しましょう。出歩くな!ということです。
しかし、どうしても休めない。休業補償もない。意味もなく出社しなくてはならない人も少なからずいます。
STAY HOME をしたくてもそれを許してもらえない社畜という人種が。
廃業覚悟の営業自粛
先日、営業を自粛しているピンサロ店を調べました。
関連記事⇒「営業自粛中のピンサロ店舗まとめ(4月18日時点)」
千葉、埼玉、神奈川に関しては、そう多くはありませんでしたが、東京に関しては 予想以上に多くのピンサロ店が臨時休業していました。
緊急事態宣言後すぐに休業したお店もあれば、少し様子を見てから休業入りしたお店、また営業していたとしても営業時間を短縮したり、女の子の出勤制限を掛けているお店がほとんどで、通常営業しているお店はほぼ皆無です。
休業を決めた背景は、感染防止のため従業員や女の子、利用者の安全を考えて、という理由がもっともでしょう。しかし、さすがにそれだけではないでしょう。
集客が落ち込み利益が出ず、このまま営業していても人件費だけが嵩むため、やむなく閉めるしかなかったという選択。ほかには東京都の感染防止協力金を見込んでの休業であったり、その他の給付金に期待してという理由もあると思います。
なにわともあれ、日銭商売の風俗店、しかも店舗型で相応の家賃が発生するピンサロが休業を決めるのというのは廃業すら視野に入れた大変な決断です。それも1店舗や2店舗の話ではありません。相当数のお店がです。
ピンクの灯
ピンサロのネオンが消えた街はいまどうなっているのか?
この3ヶ月、家と職場を往復するのみで繁華街や有楽街にはいっさい立ち寄って来なかった私。もちろん最後に利用した『ウルトラトーキョー』以降、ピンサロとの関わりは全て自粛しています。
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そんな中、ふと脳裏をよぎった表題の疑問。特にピンサロ世界遺産と言われ、都内でも最多の店舗数を誇る 大塚の状況が気になりました。
そこで、社畜という特権を生かして、多くのお店が休業している大塚に立ち寄ってみました。
普段であれば全20店舗近いピンサロ店が営業し、駅前商店街には煌々とピンクのネオンが輝き、通りを挟んで乱立する飲食店や小売、中華系のエステに按摩に怪しげな立ちんぼ、そしてそれらを目的とした人々と通行人でにぎわっていますが、コロナ禍の重大局面を迎えた今、大塚の街はどのような状況なのか。
それではどうぞご覧ください。
2020年4月23日(木)19時頃
大塚駅北口、駅前の再開発は進んでいるようです。
工事中だったビルはほぼ完成していて、あとはテナントの入居を待つばかりでしょうか。
いつもの商店街へ向かう最中、営業中のお店を発見しました。泣く子も黙る『愛に恋』です。
いつ見ても衝撃の価格。これはコロナ価格ではありません。平常価格、いや、さすがに少しだけ安いかな。
商店街入り口からの景色です。ネオンの明かりも少なく、びっくりするぐらいに人出がありません。本来であれば飲食や夜の街を楽しむ方方に帰宅を急ぐ社会人でごった返す午後19時にも関わらずです。
同じく末端サロンの営業を確認。最大差額200円。何をどう決断すればこの2択から選べるというのでしょうか。
数店舗のピンサロが入居するビルもいまは『キャンパス学園』のみ営業中。色んな意味で強い!
その向かい、こちらも大塚では有名なピンサロビルです。人妻専門店のグループ店他、飲食店が入るビルですが、ビル全体が封鎖されていました。
格安で人気のソープランド『大塚角海老』も休業中。
裏道はもっと悲惨です。まるで深夜のようです。
裏道の有名なビル、かつての超人気店『スマイルズ』の後継店が入るビルも全ての灯りが消えていました。
商店街に戻り、奥まで歩いて迂回して駅前にもどります。坂道の隣にある末端サロンは元気でした。ただ、絶対に店頭にいたはずの名物キャッチはいませんでした。コロナ対策でしょうか。
『プリティーガール』も元気です。その他、ホープ軒裏の例のお店も元気に営業中でした。(写真撮影未遂)
約20分かけて街全体をぐるりと徘徊してみましたが、人通りはほとんどなく、街は閑散としており、 一切の活気無し。
キャバクラやガールズバーもそのほとんどが休業しているため、キャッチの姿も少なく、たまに見かけるガールズバーのメイドさんがとても物憂げでした。
大塚のもうひとつの射精産業であるラブホテルも一部休業しており、営業していたとしても人の出入りは皆無。普段であれば裏通りを歩けば必ず見かけるデリ嬢らしき女の子もおらず、さらに言うならアジアン系の立ちんぼが一人もいませんでした。
営業しているピンサロ店のほとんどは、平均価格1500円(花びら回転)の末端サロンが9割で、この状況を見る限りほとんど集客はないものと予想されます(徘徊中1人だけビルから下りてくる勇者を見ました)。
感染しないために利用しない。感染をおそれて女の子が出勤しない。そもそも外出自粛で街に人がいない。
閉店覚悟で休業を決める店舗の気持ちも、この惨状を見れば分かります。おそらくこの景色は都内の繁華街いたるところで見られる景色でしょう。
緊急事態宣言の終わりまであと2週間。このSTAY HOME週間を頑張れば明るい未来が見えてくるのか、、、ピンサロ店はじめすべての団体や業界がもう持たないと悲鳴を上げています。