先日いつものようにピンサロ店のチェックをしていたら久々に面白そうなイベントを見つけた。
![20150604-god-maid](https://livedoor.blogimg.jp/pinsaroinfo/imgs/6/e/6e42ca27-s.jpg)
普通のペンライトイベントかと思ったら「暗闇が苦手な人はご遠慮ください」との注意書きが添えてある。
まさかの真っ暗闇!?
以前から事あるごとに叫んできた。
無音、暗闇、無の境地。
コスプレがなにかをプラスするのであれば、敢えてなにかを差し引く「無」の境地があってもいいのでは…と。
そもそも人は危険を感じたり、怪しい、不信という行為にこそ興味を惹かれる。一言でいえばアングラ。「本サロ」と聞いて胸が踊るのはその典型だろう。
誤解を生まぬよう先に言っておく。
今回はアングラではない。れっきとした健全サロンの、れっきとした公式イベントだ。しかしその内容に「アングラ」臭を感じさせてくれる。
本来有るべき照明をあえて無にする。暗闇を創ることで妄想力を掻き立てる。照明を落とした闇夜の世界で、いったいどのような卑猥な行為を楽しめるのだろうか。
イベント名-暗闇メイド
想像するに照明を落としたペンライトイベントと思えるが、果たして注意書きを添える暗闇レベルとは?そして暗闇を活かすプラスアルファルの要素はあるのか?
期待に胸を躍らせ突撃してきました。
ではこれより光の届かぬトワイライトゾーンへと皆さまを誘いましょう。
「暗闇の世界へようこそ!錦糸町ピンサロ-トワイライトゴッドタン・前半」
どうぞごゆるりとお楽しみください。
暗闇ッ!それは暗黒の世界。
発明王トーマス・エジソンが白熱球を発明して以来、灯りは日常生活に無くてはならない必需品となり、結果、暗闇はその役割を一部行為に限定されていった。
暗闇が生きるシーンとしては…例えば睡眠、例えば映画鑑賞、例えば男女の営みなどなど…
暗くすることで精神を落ち着かせ深い眠りにはいる。暗くすることで主役を引き立て光輝かせる。暗くすることで恥じらいを薄める、その逆も然り。
とくに男女の営みにおいては、古来より照明の明るさが行為の優劣に多分に影響する。
明るいほうがいいという方、暗いほうがいいという方、行灯ぐらいがちょうどいいという方。男女それぞれに言い分があり、個々それぞれに好みがある。
我々がこよなく愛するピンサロにおいて照明の明度で度々議論が起きるのも、それだけ行為中の明るさにこだわりを持つ方が多い証拠だろう。
個人的には暗めが好きだ。中途半端に暗いぐらいなら、いっそ真っ暗闇にしてしまえ!とすら思う。なぜなら、その方が妄想力を掻き立てられるし、大胆になれる(と思っている)から。
さて、前置きはここまでにして本編にはいろう。
場所は錦糸町。向かう先は暗闇イベント開催中の神舌店コト『ゴッドタン』
大通りから一本隔離されたピンサロストリート。『越後屋』から始まるいつもの並び、いつもの客引き、いつもの光景。いつものように店頭のスタッフに会釈して階段を一段一段、下へと降りる…と、次第に漏れ聞こえるBGM。
残念、無音ではないようだ。
少し気落ちする。が、受付はすぐそこだ。平静を装いながら階段を降り切って右へ曲がると…
く、暗いっ!!?
早くも受付が薄暗い。
受付スタッフが近づいてきて私に語りかける。
「本日はイベントをしておりまして、少々暗くなっております」
そして続けて…
「金色のシールが只今出勤中の女の子。待たずにご案内も可能ですが、ご指名はございますか?」
と、手に持ったペンライトでパネルを照らす。
受付奥から待機女子の話声が聞こえる。4名近くはいただろうか。片や待合室には誰もいない。店が空いている状況に、いい娘が付くことを期待していつものようにフリー宣言!
料金を支払い、いざ案内っ!と思ったら…「しばしお待ちください」とのことで番号札を渡され待合室で待機することになった。
あれ??すぐの案内ではなかったか。。。
のちに判明したが、このしばしの待ちがトワイライトゾーンへの入り口だった。
つづく。
To Be Continued.