心が爽やかになる(エロ)恋愛小説
7月上旬、穏やかな気候。
週初めではあるものの、次の日から連休をとっていた私は、みんなが帰宅するのを横目に気持ちの高鳴りの納めどころとして、その店を訪れた。
その店とは、高円寺『サクラドロップス』
すでに数回の訪問経験があり、今回も慣れた足取りで向かった。
お目当ては、以前1度お世話になったあの子だ。この日も、またお願いした。
20歳、ギャル。
見た目は高円寺というより、渋谷で盛り上がっていそうな子。
ギャルだったので、ぱっと見の第一印象はさして良くなかった。しかし、よく見ると顔は上の下。話もサービスもそこそこ良かったので、今回の本指名となった。
裏を返すことによるサービスアップを期待する他に、この子が持つ人の良さ…
うんうんと何でも聞き入れてくれたり、少し手がぶつかったら、ゴメンね痛かったよね?なんて声掛けしてくれる、、、
そこに居心地の良さを覚えていたのだ。
本指名すると数分で案内された。
まだ新人だったせいか、何度ランキングを確認しても名前は載っていない。指名もそこまで無いのだろうか。
「よー^ ^指名ありがとうね!」
元気の良い挨拶と共に、可愛いらしいクリクリした目が覗いた。
よく見ると、ユッキーナを丸顔にした童顔のギャルだ。髪色は金と茶の間といったところだろうか。
「元気してた?覚えてるよ!」
とても元気な声と柔らかい表情に癒される自分がいる。
キスは濃厚。舌を奥まで絡ませてくる。とても情に厚い子だと分かる。
胸は☆カップ、そこそこだろうか。ハリのある上向きの乳首が可愛い。
一通りの愛撫を終え、今度は主役交代。
「今日は手で良いよ」
私はこの日、連勤の疲れもあり、何故か分からないがフェラではなく手コキ程度の刺激で満足できるなぁと思い、、、
「手コキで良いよ」そう促した。
嬢は「そぅ?全然(気を使わなくて)良いんだよ。」と、あどけない笑顔で返す。
優しいなぁ。心の底からそう思った。
ゆっくりゆっくりと彼女の手が動く。手は動きながら、私は彼女とたわいもない会話を続けていた。
5分と手コキが続くと、次第に我が身も直立をし始めてくる。ゾワゾワした感覚と共に、ゆっくり出したい衝動がこみ上げてきた。
「出したい」
少年の様にそう素直な心を伝えた。
「良いんだよ、いっぱい出して」
私はそのままティッシュに出すべく、彼女にお願いした。そして、間も無く発射という時。
その時、私は一瞬それを理解出来なかった。予想してなかった事が目の前、我が身に起こった。
私のモノがビクビクと震えだすと、彼女はティッシュを机の上に放置し、パクッと咥えたのだ。
何もおかしくは無い。ここは天下のピンサロだ。周りのどの席でも同じく咥えているだろう。しかし、流れを思い出してほしい。
手コキでティッシュに出す予定だったところに、急遽彼女が咥えた。
そう、これは、、、即尺だ。
咥える前の洗浄行為、フキフキを彼女は忘れていたのだ。
いっとき訪れた、その棚からぼた餅の幸福な時間。私の心にゆっくりと暖かい物が流れたのが分かった。
「拭いてないよね?」
「あっ!!」
一瞬驚きと、やってしまったという顔が混じる彼女。
しかし、その顔になった直後、表情が溶けるように柔らかくなり、「ゴメンね!私は全然大丈夫だよ。いっぱい出たね。溜めてきてくれたんだね、ありがとね」
本当に優しい。第一印象でギャルだから無愛想などと先入観を持った自分を恥じた。
地方の風俗とは違い、近年の都内周辺のピンサロは本当素直な真面目な子が多い。
その典型例、いや、その中でも特別気前のいい優しい子がそこにいた。
-終-
再訪率
【女の子評価】:非常に良い
【店舗総合評価】:再訪確実
管理人より
自然に流れ、心に染み入る文章。まるで、恋愛小説の序段、短編小説のような、そんなまろやかさがありました。
あと、なにか心がくすぐられるような青い感じも…。
登場人物はたったの二人。
風俗に偏らずリアルもそこそこ充実していそうな青年。でもどこか(最近の)素人に理想を見出せない。
もうひとりは、渋谷にいそうなギャル。その外見とは裏腹に自然な優しさを備える、誰に対しても偏見なく付き合えるタイプ。
そんな嬢に対して、どこか卑屈な主人公。しかし、その優しさに触れ、己の心が洗われる。そして、風俗嬢が持つ根っこの優しさに感動する反面、同世代の素人に対する嫌悪感が増していく…
その後、逢瀬を重ねるうちに互いに意識し始めて…なんて恋物語に進んでいきそうな予感を妄想させる素敵な文章でした。
一気に読めて、心穏やか。エロレポでこんなに爽やかな気持ちになることはほとんどありません。
なんだか今日はいいことがありそうな気がします。といってもヤル事はゲスなんですけどね。
ピンサロついでのポケモンGO!いろいろ歩く予定です。ではみなさん、今日もピン活にGO!しましょうね。