財布の中が寂しい。7000円しか入っていない。クレジットカード、電子マネー、デビットカード。最近、現金を財布に入れることが少なくなった。
しかし今日、、、無性に抜きたい。だが、金がない。
最近は風俗でもカード決裁できるお店が増えた。しかしながら、法外なカード手数料を取られるし、スキミングなどの不安も残る。
ネット環境が整い、情報の透明化が進み、健全化が叫ばれてやまない風俗業界であるが、そこはグレーゾーン。信頼できないし、安心もできない。
そもそもが人の欲望に漬け込む射精産業だ。そこに悪意が交じらないとも限らない。やはり風俗遊びは現金に限る。しかし、今はその現金に余裕がない。
手持ち7000円。。。
これで遊べる業種は限られている。さらにそのうえ口淫も楽しむとなると、ピンサロ一択。がしかし、夜も更けた。いくらピンサロとはいえ、この時間になると6000円、割利引が効かないとなると8000円…
とてもじゃないが学園サロンには行けない。必然、足は大塚に向かった。
これぞ大塚プライス
お店の目星はつけていた。比較的新しい新店だ。
※記事の影響を考え店名は伏せさせていただきます（調べればすぐに分かると思います）
情報によると「後ろ楯のない完全新規オープン」と聞いていたが、そんなもなのは信じていない。
このご時世ゼロから風俗を始めれるほど甘くない。実数こそ計り知れないが、有史以来もっとも性風俗店の多い時代なのだ。そんな大風俗時代とも呼べる環境において、参入がもっとも難しい箱型になんの後ろ楯もなく参加できるわけがない。
それも利権絡みの大塚ならなおさらだ。
場所を見てもそうだ。ホープ軒横でお馴染みのビル。これまで数々のピンサロが名を変え、箱を変え移り変わってきた。ここ1、2年だけでも、ざっと3店、いや４店か。
要は根っからの風俗ビル、根っからのピンサロフロアなのだ。何かあればすぐに老舗が移転してくる。そんな緊急避難先に何の後ろ楯もない新規参入店が居を構えられるだろうか。
それに、オープン後からレギュラーの女の子を複数名確保している点も疑わしい。ゼロからのスタートであれば、人員の手配にも苦労するはずだ。ましてや激安サロンであればなおさら…
と、そんなことはさておき、某新店のお話。
システムは、マンツー&格安回転という大塚スタイル。HPによると、20代前半のピチピチギャルも在籍しているようだが、どうだかなぁ（個人的な感想です）
この時間帯の勤務は2名。ともに30代。回転するほどの体力もないし、財布も寂しい。シングルフリーをチョイスし、「ネット見た」と一言付け加えて…
お値段、たったの2000円!!
これこそ大塚プライス。手持ちに余裕がなくても安心だね♪（個人的な感想です）
神々のいたずら、まさかのシートチェンジ
やけにガタイのいい親父に誘導され店内へ。
座席は普通サイズのベンチシート。左に4席、右に3席。中央通路が大きく取られている影響か、横の遮蔽はなく、背もたれのみ高くして前後の関係だけ遮蔽している。といっても座って普通に肩から上は見える。
同志は私含めて3名、全員が左列にスタンバイ、私は一番後ろに待機。店内は暗いが、入り口から漏れる光で薄暗い中でも人の動きは分かった。
ふと右側を見ると、ちょうど対面のシートで影が蠢いている。その影はとても大きく、とてつもなく分厚い。
よく見ると髪が長い、金髪だ、つまり女だ。そして、肌が黒い、日焼けをしている、それなのに黒いワンピースを着ているものだから、うごめく影にしか見えない。
影はパツキンを手ぐしで結い、ゴム紐でひとつにまとめていた。
これからプレイなのだろか、、、いや嬢は2名なのだ、プレイで間違いない。となると、どこへ向かうかだ。この黒く大きな影がどこのブースへ吸い込まれていくのか、それが問題だった。
普通に考えたら前方に待機するふたりのうちいずれかだろう。この中で私は最後に来たのだ。順番を守るならすぐには来ない。その後来るかもしれないが。。。
そもそも、あとのひとりはどこにいる。しつこいようだが、嬢はふたりだ。これもホームページが信頼に足ればであるが、今の時間帯はふたりのはずだ。「待つ」とも言われていない。つまり、最低でもあとひとりいることは間違いないだろう。
どごだ。どこにいる。暗闇を見据える。ビッグシャドーは気だるそうに大きく伸びをしている。
そろそろだろうか。そろそろこの3人の中に災害が起こる。それはどごだ、誰だ、そもそもヤツは何者だ。
大塚に巣くう魔物か、厄災か、荒神か。
その時、奥の準備スペースから真白き嬢が現れた。そのまま入り口付近にあるおしぼりボックスへと歩み寄り、その中から数枚を掴み、前方へと消えてゆく。
一瞬のことでよく見えなかったが、スタイル普通、黒髪、肌が雪のように白く、絶対絶命のピンチの中で救いの神のように思えた。
が、このあと不思議なことが起きた。
神が向かった席の同志が、神を見た瞬間に立ち上がり、帰ったのだ。そしてあろうことか、神も慣れているのか？
「あっ帰る？ふーん。お客さまお帰りでーす」
と、叫ぶや否やそれに呼応するかのようなマイクアナウンス!!
「ご利用ありがとうございます。それでは○○さんは○番シートへ。したがって××さんは○番シート（マイシート）へお願いします」
まさかのシートチェンジっ!!
なんということか。このままでは荒神が私の下へとやってくる。という前に、なぜ同志は救いの神を一目見た瞬間に立ち去ったのだろう。
混乱と困惑、店内が一気に混沌の様子を見せる。とそこへ、右側から影が迫ってきた!!
荒神と救神
のしり、のそり、どさり。。。
シートへ腰を掛けると、「よ”ろ”しぐねぇ」と野太い挨拶。そして、すぐさま「はーい脱いでください」というお決まり文句。
影の本体は予想以上に大きく、私の2倍以上、肌黒く、肉質厚く、髪は金。そしてなにより威圧感が凄い。私は言われるがまま半裸になり、ポークビッツを奉げた。
おしぼりで綺麗に拭かれ、フェラが始まる。カリだけを上下するイカせる単調なフェラ、、、チュパチュパという音の中で、「2000円」 その重み、いや軽みを考える。
不思議なことに愚息は順調に固くなっていく。
このままさっさとイッてしまおうか。それとも勇気をもってストップをかけようか。ふん、なにをいまさら、そんな勇気もないくせに!!
私の中の天使が痛いところを突いてくる。
触ることもせず両手は頭の後ろで組んでいる。目は虚空を見つめている。ひとつ前に待機する同志の後頭部が視界に浮かぶ、、、とその先に白き神が映った。
神は同志の下へと行く。前方との距離が近い。会話が聞こえる。
出会って数十秒、同志が大学生であることを突きとめた。相当の手練れだ。会話と動きに無駄がない。その後、1分と経たない内に学生同志は半裸にさせられ、それをみて神も制服のシャツを脱いだ。
真白き背中が見える。少々肌に突っ張るような感はあったが、隣にいる荒神よりは全然いい。
くそう!!あのとき同志が早々に立ち去らなけば、彼女が私の下へときたかもしれないのに…
オヤヂが若者に激しく嫉妬する中、さらに怨念を増幅させる事件が起きた。
神が学生に乳を与えたのだ。
上に乗るわけではなく、横から膝立ちになり、乳を口元へと持ってゆく。若者はそれをありがたそうに口へと含む。
そうなると、神の表上半身は私から丸見えになるのだが…
戦慄が走った。
老けていた。思った以上に老けていた。そして、無表情すぎた。目が死んでいた。だから怒っているようにも見えた。あと、、、私とずっと目が合っていた。。。
その間、1分もなかったと思うが、不思議なことに互いが目をそらさなかった。
唖然として見上げるその様はまさに、、巨人を見上げるが如し…
久しぶりに畏怖を覚えた。2000円という価値に。聖地の場末に。ピンサロに…
急速に愚息が萎え、縮んでいくのが分かった。玉袋も小さく縮こまってゆくのが分かった。
自然と言葉が出た。
「すみません。帰ります。。。」
この後、どのようにして店を出たのか、、、記憶があまりない。。。
つづく。
To be continued
再訪率
【女の子評価】 良くない
【店舗総合評価】 機会があれば
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