前半はこちら。
つづき。
日が落ち夜になった。とは言えまだ暑い。額、脇から汗が噴きだす。だが、この汗が暑さだけによるものでないことを私は分かっていた。
さて、ここが何処か?それはまだ伏せておこう。しかし、勘の鋭い読者の方は、もう薄々気づいていることだろう。
まず全店調査に来ていること。そして、残された地域は先日報告したとおり後4地域。しかし、ここ数日の精力的な行動により2地域を消化し、残すところ2地域。まだ一部、細かなエリアは残せど、大きく分けて残された地域は…
一つ,赤羽方面
二つ,蒲田方面
このことを踏まえ、尚且つ昨日の最後の一文…
(久方振りの街の雰囲気に怖気づき、まずは安全に楽しみたいとの思いから、当初の目的店を変更し、地域内で唯一情報が開示されているピンサロへ向かう)
を考えていただければ、自ずと答えは導かれるだろう。
しかし、やはりというか、当然というか、人間意識していなくとも嫌いなモノ、苦手なモノは暗に避けるようで…謀らずも残ったのがこのディープな2地域というのはどうなのだろう。
現に今回の調査の初動で、既に心が折れかけている。情報が遮断された店舗。店舗前にはいかにもといった客引き。他地域に比べて老齢で紳士な印象だが、その様から女性の年齢が高齢であることが簡単に推測される。
ここまで話せばもうお分かりだろう。
ここは蒲田。言わずと知れた都内最後の性地にして、我々に残された最後のエデン。蒲田ピンサロである。
私は赤羽を最後にし、その前に蒲田ピンサロの全店調査を決意したのだ。情報の開示されないピンサロ群を数ヶ月掛けて渡り歩き、体験記を記し、正確かつ客観的な蒲田ピンサロの全店調査を完遂すべく、世のピンサロ愛好家のために人柱になることを決意…したはずだった。
がしかし、現実はご存知の通り。目の前にある場末感満載のピンサロに怖気づき、西口にある唯一無二の安全サロン『世界にひとつだけの花』に向かってしまったのだ。
交番横にある東と西をつなぐ地下通路を逃げるよう足早に駆け抜ける。西口に出ると少しホッとしたような感覚になったのを覚えている。
駆け足で『セカハナ』に向かう。地図は頭に入っている。
到着し、エレベーターに乗り2階に上がると、同士多数。相変わらず混んでいる。30分ほど待たされるとのことだが、他店に行く勇気をその時点で完全に失しているため、素直に待つことにする。
人見知りの自分には、待合室の空気が苦手だ。でも、今日に限っては安心する。普段ならハレ系特有のチャラ男ボーイにも、多少違和感を覚えるのだが、勇気を失念している今日に限ってはどこか懐かしさすら覚える。それは、仮に地雷嬢にあたっても、爆死することはないという安心感に起因していることは間違いなかった。
思ったよりもに早めに呼ばれた。手の消毒を促され、暗がりの中、ブースに案内される。
席に付いた印象は…
狭い!狭すぎるッ!その上、前方の視界がすこぶる良好だ。席は決して大きいとは言えないソファー。しかも、背もたれが低いので、後方からは丸見え。だが、これでいい。席が狭くとも、遮蔽率が低く隣人から丸見えになろうとも、嬢が若けりゃそれでいい。
待っている間に汗も乾いた。すると喉が渇いた。この喉の渇きをヤング嬢の唾液で潤すとするか…店内に入り、ヤングな嬢を数人目にしたことで、完全に安心した私の心は余裕を取り戻していた。
通路から気配を感じる。嬢が来た。
推定年齢23歳。茶髪、気持ちポッチャリ。容姿は…お世辞にも可愛いとはいえないが、今日の私にはこれで十分。
軽い挨拶のち、スグに上に乗ってくる。柔らかいお尻が当たる。Dカップはあろうか、お椀型のいいオパーイがあたる。胸を舐めようとするが、おっとその前にキス。これはマナーだ。
唇を重ねると、向こうから舌を絡めてくる。積極的だ。キスの後は胸を揉み、乳首を舌で転がす。漏れる吐息。感じやすいのか、腕を背中に回し、ギュッと強く抱いてくる。再度キスで舌を絡める。
すると嬢が腰をグラインドし始めた。怒張した私のアソコと自分の秘部を擦り合わせてくる。実に積極的だ。私も合せるようにグラインドする。次第に呼吸があってきた。完全にリズムが合う。
アッアッ~んっ。
押し殺すような声が漏れる。ズボン越しに湿りも感じる。キスをしつつ嬢を下ろし、壁にもたれさせパンツの裾から手マン。やはりビチョビチョである。指の動きを早める。声がしだいに大きくなる。
かなり感じやすい子なのだろう。アソコは大きな音を立てている。パンツを脱がす。そしてクンニに移行する。が…狭い。かなり窮屈な体勢だ。だが、不可能ではない。嬢と協力しあえば69も可能だろう。
窮屈な体勢にも係わらず、私は舐め続ける。嬢はもう声を押し殺すのを止めたようだ。かなり大きな声で喘いでいる。この大きな声のせいではないが…男子スタッフからの視線が痛い。背中越しでも分かるこの視線。狭いスペースで無理にクンにしやがって!そんな下げずむ視線を感じる。
だがそんなものは関係ない。舐める。舐め続ける。すると嬢が私の頭を抑えてきた。更に舐めろと要求するのか?この好き者め。私は一心不乱に舐め続けた。
ほどなくして、嬢が頭から手を離し、軽いキスを切欠に攻守が交代する。上半身をはだき、まず乳首舐め。そしてズボンを脱がせ、愚息をおしぼりで拭き取り、おもむろに口に含む。上下運動、舌使い、時折タマも刺激する手技。相当のテクニシャンだ。
だが、これは不味い。ただでさえ早漏の私。しかも、予想外の敏感娘につき、興奮しきりの私のアソコは既にギンギン。今にもはちきれんばかりである。そんな状況で、このテクニック。
駄目だ。持たない。そう思ったのも束の間。ダムが決壊するがごとく、私のアソコからは大量の液がほとばしるのであった。
思わぬ暴発に、少々戸惑いの表情をみせる嬢。しかし、愚息の変調を察知し、瞬時に受任の体勢をとる様はさすが。最後の一滴まで絞りとる行為。精子を吐き出す仕草、タイミング。その後の処理&トーク。実に優秀で、ただ者ではないなと思ったら案の定、人気ランカーだった。
名詞をもらい、店をあとにする。射精し興奮も落ち着いたところで、改めて振り返ってみると…さすが安心のハレ系。ふと危険を察知し、急遽予定外の店舗での遊びとなったが、系列各店と同じく素晴らしいパフォーマンスである。ハレ系であれば、いつ何処で遊んでもまず最低限の満足を得れることを改めて認識した。
一応、総評しておこう。
蒲田ピンサロで唯一の新時代サロン『世界にひとつだけの花』看板に嘘偽りなし。見事なまでの地域に『ひとつだけのオンリーワン』である。
しかしながら、店・プレイには満足だが、今回の自分のとった行動には大いに不満。恐らくこれを読んでいる同士の方も、そんな開示された店舗の情報が欲しいんじゃねーよ!と不満を募らせていることだろう。
そう思うのも当然。現に私がそう思っているのだから。何か煮え切らない。ヤングな嬢と満足のいくプレイにて、極大射精をした後でも、何か心が晴れない。
私が望んだことは、本当にこんなことなのか?蒲田まで来て、事前評価の高い優良サロンに行き、それで結果満足でした。そんなことを望んでいたのか。否、違う。
昔の私なら恐怖を覚えつつも、心からドキドキし、結果度外視でとりあえず特攻したはずだ。それで爆死しても悔いはないし、逆に満足したときの達成感は何物にも変えられないと知っているはずだ。なのに…
イカン!このままでは逝かん!
思えば一発抜いたせいで、心にも余裕ができた。不思議なことに街にもなれた。そしてさらに、初志を思い出した。
良しッ!せっかく久しぶりに来た蒲田だ。もう一軒、次こそ臆せず突撃しよう。爆死してもいいではないか。40超の蒲田ギャルが出てきても、乳繰りあえばいいじゃないか。一応、性別は女だ。
いざっ“はしご”すべき!
…と決意し、再度東口に向かうのであった。
To Be Continued.
づつく……かも。
-あとがき-
どーも。童貞です。長文お疲れさまでした。いかがでしたでしょうか?名づけて「蒲田ピンサロ珍道中~その壱~」は…
今回、数年ぶりに蒲田に入り、いざ突撃しようと思ったら本当にビビッちゃって(・ω<)…コレ実際に思った印象&行動なんですよね。だから、この何とも言えない心情を少しでも臨場感ある感じに伝えられたらなぁ~なんて思った結果、小説風にしてみました。
いかがでしたか?読みにくかったですかね。
店内紹介も普段の客観的な紹介と異なり、心情に乗せて伝えてみましたが、伝わりましたでしょうか??
まぁ~普段の文体に慣れちゃってるので、読みにくく、伝わりにくかったと思いますが、基本すべてフィクションなので、ぜひぜひ参考にしてください。恐らく蒲田の街を知らない方は、きっと私と同じ心境になると思いますので。
そうそう。もちろん、この後もう一軒イキました。で、結果は……m9(^Д^)プギャー
この話はまた明日改めて、いつもの文体でご紹介いたしますので、楽しみにしておいてください。
それでは今日はこの辺で…。バイチャ。