日本に初となる緊急事態宣言が発令されます。
宣言が出され、効力が発生されると、あらゆる方面、あらゆる分野への自粛要請や指示、または必要に応じて建物や物資を収容することができると言われています。
前日6日の宣言の表明を受けて、各自治体の首長から宣言内容の概略が発表されました。自粛要請が及ぶ範囲に期間、それに伴く保証内容及び基金の創設等々、皆さん少なからず関わることばかりでしょう。
その中でも風俗・ピンサロ業界において最も気にかかるところは、自粛要請の範囲が及ぶかどうか、そしてツイッターやネットでも話題になっている風俗(嬢)事業者にも休業補償がなされるかどうかでしょう。
世相の論を見る限り、心情的にはもやもやしたものが見えなくもありませんが、法律の定めるところとして厚生大臣は補償対象に該当すると明言しました。
また、自粛指示に関しても東京都の発表によると…
キャバレー、ナイトクラブ、バー、個室ビデオ店、ネットカフェ、漫画喫茶、カラオケボックス、パチンコ店、場外車券売り場、ゲームセンター他
とされており風俗店」とは明記されておりません。
ですが、緊急事態宣言を受け、そして休業補償範囲であるとの明言を受けてかどうかは定かではありませんが、いち早く営業自粛を決めた店舗があります。
まず五反田「アップワードグループ」が期間未定の営業自粛を決定しました。
感染拡大が大きくなり始めた4月2日より6日までの一時休業、7日(火)より営業の再開を予定していましたが、このほど感染拡大防止の観点からグループ全店の営業自粛を決めました。
休業となる店舗は以下の通りです。
▼『ハイパーエボリューション』
▼『GHR』
▼『ガールズパーク』
▼『アニマルパラダイス』
▼『マリンサプライズ』
▼『ハグ&ピース』
▼『ブルースカイ』(高円寺)
▼『キャンディポップ』(高円寺)
そして、皆さまご存知の「ナック系」も、さしあたり4月7日(火)のみではございますが、緊急事態宣言を受けて営業を自粛すると一部店舗から発表されました。
営業を自粛する店舗は以下のとおりです。
▼荻窪『ナックファイブ』
▼池袋『ちょこぱ』
▼新宿『にゃんパラ』
▼川崎『チョコラブ』
▼川崎『ブルギャル』
※4月8日以降については緊急事態宣言の発令を受けて各店公式HPやSNSにて発表されるとのことです。
この他には古豪の巣鴨『マドンナ』が当面の営業自粛を決めたそうですが、いずれも業界を代表する最大手グループです。
この決断が業界にどのような影響を及ぼすかのかは正直分かりません。右に倣い営業自粛へとつながっていくのか、それとも生きていくために営業を続けていくのか、いずれにせよ感染拡大の防止という大義の前に営業自粛を決めたことは英断と言えるでしょう。
志村けんさんの死がコロナの脅威を再確認させたように、大手グループの無期限営業自粛はピンサロ関係者並びに我々利用者の心に大きく訴えかけるはずです。
いま本当に利用すべきなのか、、、
今一度改めて考えてみる必要があると私は思います。