1ヶ月半にも渡る非常事態宣言が解除されました。
営業を自粛していたピンサロ店もコロナの落ち着きに伴い営業を再開し、宣言後はほぼすべてのお店が営業の再開を決定しています。
とはいえ、まだまだコロナ禍です。油断はできません。できませんが、自粛ばかりもしていられません。
瀕死となった経済のV字回復を掲げるも、先行するのは医療に小売りに製造業。旅行に遊興、道楽の類にあたる飲食などはまだまだ回復の兆しどころか、先行きの見通しすら立っていません。
当然、風俗も、、です。
高級店ほど厳しいコロナ
濃厚接触が基本となる風俗業ですから、コロナによる利用控えは至極当たり前。
風俗不況知らず、性欲に際限はないとも言われますが、(正直この言葉も20年前までです)感染症に対しては、自慢の欲も無力でした。
全業種が軒並み売り上げを落とすなかでも 特に深刻なのが高級ソープ 。中国からのインバウンドが消滅し、さらに中国人を受け入れていたとあって風評被害以上に利用控えが起きたと言われています。
また利用者層が富裕層というのも影響したようです。社会的地位の高い人ほど余裕があり、無理して風俗を利用する必要もなく、また身分的にどうしても慎重に為らざるを得ませんから。
それとは逆にコロナ不況の中にあって善戦したのが、我らがピンクサロン。ただでさえ安い価格帯からさらに値段を落としてきたという捨て身の戦術、そして、仮に感染しても重症化しにくい若年層が利用者層の大半とあって、非常事態宣言の渦中においても行列ができるお店も多々ありました。
もちろんそうであっても集客は確実にマイナスです。濃厚接触に加えて、多人数で密接する「3密」がある意味醍醐味のピンサロですから、いくら安かったとしても利用を控える層は確実に存在します。
お店側も密にならぬようシート数を制限したり、普段はスルーする手洗いうがいを強制したり、飛沫防止シートで対策したりと感染症予防に努めていますが、通常に戻るまではまだまだ時間がかかることは間違いないでしょう。
再建を諦めて閉店するお店、ここが勝負とばかりに廃業する店舗を買い取りグループの拡大を図るお店、業務縮小による臨時合併、宣言の陰に隠れてリニューアルを敢行するお店などなど、各店対策は様々です。
5月の主だった動き
▼池袋『ベティ』
⇒同『クラブパンチ』と臨時合同
▼五反田『ハイパーエボリューション』
▼大宮『パステルガール』5月18日グランドオープン
▼亀有『ストバニ』7月グランドオープン予定
その他、休業していた 巣鴨御三家が6月より営業再開予定など、各店withコロナに向けて活動しています。早いところではすでに通常営業に戻したり、大幅な割引を控えたりなど、コロナ後のビジョンも様々。
第2波のおそれは常につきまといますが、 感染者は間違いなく減少しています。2月の頭より自粛して4ヶ月。私もそろそろ男を再開しようよ思います。