前半はコチラ。　
　
つづき。
嬢は挨拶を済ますや否やすぐ準備に取り掛かる。私への脱衣指示と同時にキャミを脱ぎ、瞬時に全裸へ。そしてすかさずおしぼりで綺麗に拭き取り、ここから驚きの行動に…

な、なんと！生チン状態の私の上に跨って来たのであるっ！！！

膝上スタイル（抱っこちゃんスタイル）はピンサロ定番の行為。しかし、あくまでも着衣状態（最低パンツ）での話だ。今回のように生で密着し合うことはほぼありえない。

だが、彼女はそんなことを意に介さず、生チンと秘部をすり合わせてくる。そして、笑顔で囁く。

「か・い・あ・わ・せ（貝合わせ）」

これぞ匠の技だろうか。マンはチンをとらえて離さず、チンもマンから離れない。それどころかキスが始まる。深くはないが浅くもない。そして、この状況でも擦り合わせは…

止まらないＨＡ～ＨＡ♪

予想通りスタンディングクンニはなかった。周りを見渡してもそのような行為は確認できなかった。しかし、思わぬ副産物があった。だが、これは彼女だけのものらしい。斜め向かいの老紳士は普通にスタートしていたから。。。

貝合わせからキスを堪能し、いよいよフェラへと入る。

ここまでの所要時間約２、３分。挨拶、会話、気遣い、全てが不要。変態行為あるのみである。

フェラはベンチシート特有の横向きスタイルであるが、さすがは御三家。教育が行き届いている。

半身になり、肘置きに片足を上げ、さらに片足を背もたれに上げる。要は半身状態でのＭ字開脚。これにて手マンは思いのままだ。

そしてさらに、フェラテクが清々しい。手を一切使わない。

片手を床、片手をソファーの上に据え置き固定。手を一切使わずに怒張した愚息を口と顎だけで向きを変え、舌先を器用にポイントに這わせ、リズム良く上下にしごいてゆく。

この足上げスタイルと手を使わないフェラは、おそらく店全体のルールなのだろう。なぜなら、二人目の嬢もこのスタイルだったし、周りを見ても必ず同じ体勢でコトをなしていたから。

二人目の話が出たところで、ここから二回転目へと話を移す。

二回転目の嬢も、在籍のロリ写真とは異なり公式ＨＰ＋１０歳近く老け込んでいた。

「さっきは逝けた？じゃーくすぐったいかもだけど頑張ろうねー」

少し鬱っぽい話し方が気になるが、いざプレイに入ると関係ない。

射精してそっぽを向いている愚息を口だけで中央ポジションに戻し、戻したら唾液を含ませ“ジュポッジュッポッ”と勢いよく上下に運動する。

生温かい心地よさに一瞬、愚息も機嫌を直すが、いかんせんインターバルが短い。すぐにふにゃっとしてしまい、そっぽを向く。しかし嬢は怯まない。

再び顔の動きだけで愚息を口に含み、なんとかして機嫌を直そうと試みる。

この動きは時間いっぱい続けられた。終了のアナウンスがある最後の最後まで怯まず、臆せず、諦めず（実際は諦めていたかもしれないが…）手を使うことなく、幾度となく頬張りつづけた。

残念ながら体力足りず２回転目は不発。
 
「よくあることよ。気にしないで」

嬢の頑張りに応えられず申し訳ない表情をしていたら、逆に気を遣っていただいた。というよりは、もはや達観しているのだろう。

このあと拭き取りを経て、制限時間いっぱい。スタッフに見送られて『恋するヴィーナス』本丸を後にしたのだった。

平成の参勤交代・巣鴨御三家詣で。第一順路を終えて思った感想は、やはり御三家。かつての勢いはないもののまだまだ老練なテクニックは健在。

スタンディングクンニ、その他過激サービスこそ見受けられないものの短時間回転に特化した徹底的に無駄を省いた接客はさすが。

無駄な動き、不要なトーク、余計な気遣い一切なし。ただあるがまま、求めるがまま時間内をプレイだけ、射精だけに費やすよう配慮された工夫に確かなテクニック。

短時間内早期射精、また賢者モードを避けるべくインタバールを極力少なくしようとする付け回し。

プレイスタイル含め接客全般に至るまで長年培われ、鍛え上げられ、確立し、時の移り変わりのなかで、また嬢の入れ替わりと共に省かれ、衰退し、それでもなお残り得た射精に特化した、連射を目指した接客技術。

「御三家」と呼ばれる店舗にのみ脈々と受け継がれる伝統。

その一端を垣間見たような、その一端を思い出したような、御三家詣で第一順路でした。

残り二店舗の突撃を終えたとき、御三家の御三家たる所以、もしくは御三家の現在の実力をどのように評するのか…私自身とても楽しみでございます。

では長々とお付き合い有難うございました。

是にて平成の参勤交代～巣鴨御三家をゆく・第一順路を了といたします。引き続き、第二、第三順路もお付き合いくださいませ。

２０１５年・春 バカイチ