その壱はこちら。
その弐はこちら。
つづき。
先ほどの爽やかボーイに外出券を手渡し、爪のチェックを経て、いざ!案内。待機している嬢をチラ見しつつ、その奥のプレイルームへと案内された。
プレイブースは全部で3列6段?の計15~16席ぐらいか…。その左列4段目に案内された。フラットシートであるがゆえ、靴を抜いで中に入る。最奥に腰をかけ足を伸ばすと奥の壁につくので、サイズは70×120ほどか…。狭すぎず広すぎず。標準サイズといったところだろう。
シートに腰を掛け耳を澄ませて周囲の状況を探る。至るところから卑猥な擬音と甘い吐息。そして、楽しそうに語らう男女の声が聞こえ、その周囲を常時2、3名のボーイが巡回し、インカムを使い受付本丸へ…
「○番シート、終了しました」「○番シート、準備OKです」「○番シート、スタートしました」
など個々の状況を伝達していた。入店時に嬢が4、5名待機していたので、あまり忙しそうには見えなかったのだが、予想に反して店内は大変混雑していた。
周囲の声に耳を傾けること5分強…。
「○○さん。○○さん。サービス終了。お次、○番シート、写真指名…」
というアナウンスが聞こえた。そろそろか…と気を引き締めなおす私。新規指名などはかなり久しぶりの行為で、もうまもなくか…と思うと自然と愚息が興奮してきた。
すると、スグ手前のブースが終了を告げる。嬢が立ち上がり、一時退席する。当然、視るッ!
……
惚れた(。-_-。)ポッ
170センチはあろう身長。美脚。スレンダー系美人?(顔は良く見えなかった)ともかく、長身モデル系。ただでさえ短いセーラー服の丈がより短く、見事にくびれたウエストに熱視線ッ!
もろ私好みの嬢だった。名前は何というのだろう…と思ったが身体的特徴がありすぎて、HPを開けばスグに確認することができた。
脱線‐本線に戻る。
隣人の嬢に心を奪われつつも本命嬢を待つ。さっき聞いたアナウンスから更に5分近く待っただろうか…時は来たッ!!
「こんにちわぁ~」「指名してくれてありがとうぉ。すっごく嬉しい」
といきなりの密着&キス。Dカップはあろうかという巨乳が私の腕に巻きついた。
(さすがランカー。この辺の対応はお約束だな…)
と、近いながらも嬢の顔へ目を遣る。指名ランキングが高いだけあってさすがに可愛かった。年齢は2☆才らしいが、童顔のためか…もう少し若く見えた。更にこの美巨乳。
童顔+巨乳。
恐らくこの辺りが大きく影響しての指名ランキングなのだろう。容姿、スタイルに是といった問題はなかった。
私は少し照れながら…
「こんにちわ。お写真どおりの可愛さですね」
と答えた。それを聞いて嬢は…
「そんなことないですよ~。でもお兄さんこそカッコイイ!こんなにカッコイイ人とできるなんて嬉しい~」
と世辞に世辞を重ねたこの受け答え。年の功40。確かに年齢よりも若く見えるとはいえ、さすがにお兄さんと言うにはキツイ。がそういうことをサラッと言ってのけるところが、良くも悪くも人気ランカー。世辞を言われて誰も悪い気はしないだろう…。
がしかし、あまり世辞が過ぎると、少々訝しい気持ちが生まれるのも確か。事実この嬢は、少々…過ぎた。
例えば、この手の「お兄さん」や「カッコイイ」などの容姿を褒める言葉然り、プレイ中における「気持ちいぃ」や「凄いッ」「大きい」などの興奮を高める反応然り…
少しばかり世辞と演技が過ぎた。もちろんこれを積極的な接客術と言えなくもない。言えなくもないが、「大げさ」とも言える。
とはいえ、エースに限りなく近い存在である上位ランカーゆえ、素人っぽい仕草や態度はもとより期待していない。期待していたのは、他店エースに見られるようなプロ意識と高水準の濃厚プレイ。これだけ。
であれば、この大げさとも取れる積極的な接客術は、高いプロ意識の表れと言えなくもない…のだが、やはり今、冷静に考えても少々大げさすぎる。相手を褒めて持ち上げていい気持ちにさせる。これもひとつの接客術であろうが、あまり過ぎると、褒め殺しになってしまう。
少し残念なことに、彼女はそういう所があった。プレイ前もプレイ中も…
「すっご~い大きいね」「カッコイイ人に触られて嬉しい」「ホントに40?全然見えない。男前ですね」
などの持ち上げるコメントを事ある毎に口にし、また身体に触れれば…
「うっふ~ん」「あっは~ん」「超気持ちいぃぃ~」
と、とても良過ぎる反応を示してくれた。
正直、この手の反応は、あまり慣れていない男性にはとても効果的な攻撃だと思われるが、私のように遊び慣れた男性には、白々しさを感じさせてしまう。つまり、褒め殺し接客は、諸刃の剣なのだ。
現に彼女は容姿も良くスタイルも申し分ない。プレイも大げさな反応を除いては、特に問題ない。寧ろD乳を活かしたパイズリは最高だ。プレイ中も常に気を使ってくれて、笑顔と愛嬌を絶やさない…。
当然、射精した。その後の後処理も抜群だった。お掃除フェラまでしてくれた。にもかかわらず、何か物足りない気持ちを覚えた。
それは一体なぜか??それは、何度もお伝えしているように、あまりに過ぎる接客術が、私には合わなかったからだ。
顔も可愛くスタイルもいい。性格も良い。帰宅時には手をつなぎ入口まで供をし、私が階段を降りきるまで身を屈めて、パンツが見えることも気にせず、最後まで見送ってくれる。愛嬌もある。
がしかし、少し褒め殺しがすぎるトーク。少々大げさにすぎる演技。更には手マンをし、クリを触れると「アッ!そこ。そこが大好きッ!」と言って自己防衛に努める違う意味でのプロ意識。
この辺が私が体験してきた、また同士から話を聞くエース達とは違う印象を受けた。
今回のエース体験談。タイトルは「八王子ピンサロ『ギャグ』心技体全て揃うもエースになる為には…」であるが、彼女がエースになる為に何が必要か…。同士諸兄はじめ読者皆々さまには、それが分かったことだと思う。
願わくば、彼女もそれに気付いて貰えれば…と思う。そうすれば、「指名獲得ランキング」に反して下位に甘んじる「指名比率ランキング」も、もっと上位に踏み込んでくるだろうから…。
それでは是にて全三回に渡ってお届けした…
「【エース体験談】八王子ピンサロ『ギャグ』心技体全て揃うもエースになる為には…」
を‐了‐とさせていただく。
参考になっただろうか…。