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つづき。
さやっと！の号令一下。複数の嬢が服を着始める。

その姿をそ知らぬ顔で注視する待機同士。だが、その大多数の視線が、ひとりの若者に向けられているのを私は見逃さない。

さぁ彼女は何処へ行くのか！？
　

…… ……

キターァァアア！！

確率５分の４。私は勝利した。

一発目を我慢したことに、今後の予測に、平行に居並ぶ同士の他、その他大勢の同士にも私は勝利した。

私の隣には、ぱっちりお目目のうら若き少女が着座。色白細身、長い手足、小さなおっぱいはご愛嬌。見た目の雰囲気は学園サロンのランカーにいても遜色ないレベル。

（なぜこんな娘がここに…）

そう思う同士も多いと思われる。それぐらい彼女の容姿は『マドンナ』の中で際立っていた。

嬢は座るや否や「宜しくお願いします」と事務的な挨拶をかわし、すぐに全裸へ。そして一回転目と同じようにシート上に膝立をし、ちっぱいのご褒美。

私は乳を舐めながら右側を見た。すると、さっきまで相手をしていた巨漢が見えた。同士が苦い顔で巨乳を舐めていた。

思わずニヤリとした。

因果応報。これぞ回転マジック。これだから回転はやめられない。

一回転目の遅れを取り戻そうと、私はちっぱいを遮二無二に舐め、気持ちを高めたところでフェラへと移った。

お決まりの横向き足あげスタイル。愚息は既にフル勃起。それを見て嬢が不発を悟る。

「今回は逝こうねー」

(もちろん)

唾液タップリの粘着フェラが始まる。ただ特別テクニックがあるわけではない。しかしながら、先の意図的な不発に加え嬢の圧倒的容姿。さらに左手で奏でる手マン。そして極めつけはカオスを極める店内の独特な空気。

間隣では紳士がマンを舐めまくり、前方では若者がエースのフェラに嗚咽の声をあげ、またその前方では嬢が男に乳を与え、さらに右側をみれば同士が苦り切った表情で正面を見据えている。

そして、それらを行為を見ぬように視ている待機同士たちに、活況を極めテンションが上がり続けるスタッフに「さやっと！」の大号令。

私は瞬く間に果てた。溜めに貯めたものを一気に吐き出した。嬢はそれを全て受け止め、且つその後も１分近く咥え吸い続けていた。

その後、後処理をし、愚息におしぼりを掛けたところで「さやっと！」と呼び出し。互いに笑顔で「ありがとう」と言葉を交わし、次世代エースは次なる戦場へと去って行った。

店内は変わらず活況を迎えていた。間隣にも二人目の嬢（普通体型の３０歳前後）が現れ、紳士は再びシックスナインをしていた。

私の先に入店したリーマン達は一人、また一人とプレイを終え退店し、その空いた席に更なる同士が案内されていった。

そして射精から約３分後、私の三回転目が始まった。だが、三回転目の詳細は割愛させていただこう。現れたのも残る一人の巨漢だったし、先ほどの射精で精も根も尽き果てていたし…。

ただし、『マドンナ』の名誉を守るためにこれだけは伝えおこう。

萎えた愚息を何とか再起させようと一生懸命であったこと。あと手は一切つかわなかったこと。これだけは声を大にして伝えておこう。　

　今回の御三家詣で第二順路、結果的には三回転中一発の射精に終わったが、これはあくまで巡り合せの問題。

もし仮に巨漢接客が一人であったとしたら、店内のメンバーを見渡す限り二発の可能性は大いにあったと思う。もちろん、そのためには人選だけでなく順番も大切で、一回転目と三回転目に相応の嬢が当たるのがベストであるが。。。

とはいえ実際そのような恵まれた状況が訪れたとしても、やはり３０分で２回逝くのは年齢的になかなか難しい。しかしながら、それでも連射の可能性を大いに感じさせてくれたことに、御三家と呼ばれるだけの魅力と実力を感じずにはいられなかった。

今回の体験を経て思ったことは、ただ連続で抜くだけじゃない。回転プレイの裏に隠れる回転専門店ならではの個々のドラマ、言うなればアナ（穴）ザーストーリーがあることを再確認できた。

次はどの女性が来るのか？あの子がいい。あいつは駄目だ。あの子ならなんとか、もしかして…。

「花びら回転にはドラマがある」

誰が言った言葉だろうか…。

それでは是にて「平成の参勤交代・巣鴨御三家をゆく－巣鴨ピンサロ『マドンナ』」を了とさせていただきます。

第三順路『ビックワン』も近日紹介予定です。ご期待ください。