新宿『アルファ』2017年10月1日(日)オープン決定!
歌舞伎町の最新スポット!正統派ギャルサロン『アルファ』オープン日が決定しました。正式なオープン予定日は、2017年10月1日(日)AM11時より堂々のグランドオープンですっ!
オープン記念は、オールタイム2500円OFF。最安4000円からのお得プライスでのご案内です。
HPで紹介されている在籍嬢が実在していたら、、、これは胸アツ!激アツ!敦盛ィィィ!間違いなし。オープンまであと3日、さてどうなることでしょうか。どうごご期待ください。
ここからは同志体験談にてお楽しみください。
前半はコチラ。
中編はコチラ。
同志「クワジラ」さまからの三部作、今日は最後の後半です。なぜか大手をさけて場末に出向く孤高の戦士。今日は巣鴨『ルージュ』に突撃です。
お値段たったの2000円っ!さてどのような出会いがあったのでしょうか??
どうぞご参考ください。
御三家の先に見えた灯り
ピンサロ行くか行くまいか悩みながら、山手線に揺られていた。
どうしよう、帰るかな。
池袋を過ぎた。
うーぬ、やっぱ行くかな。
大塚も過ぎた。
よし決めた、行くっきゃ騎士!
巣鴨に到着し、慌てて下車。考えてみると、駅を出たのは十年振りだ。あの頃は風俗にハマる自分なんて想像もしていなかった。ましてや風俗体験談を書く自分なんて…。
まあこんな未来があってもいい。いや最良の未来だ。
わが人生に一片の悔い無し。
北口を歩く。
巣鴨御三家として知られる『ビックワン』『マドンナ』の前を通る。その先にポツンと明かりの灯った店を発見。
『ルージュ』である。
ハズレ臭がプンプンする。泉ピン子みたいな還暦オーバーの嬢が出てきそうな危うさ…。
近くのファミマに逃げ込み、入念に情報収集。店のHPと様々な体験談を読み込む。
うーぬ…そこまでの地雷はいなそうだ。大塚の地雷専門店でもどうにかなった私である、まあアリだろう。しかも今の時間帯ならイベント割で2000円。
2000円なら地雷が来ても許せる。
よし、行こう。
私はファミマを飛び出すと、性欲のせの字も無いような自然な歩きをし、店に一瞥もせず通り過ぎる…かと思わせといてサッと階段を降りて入店した。
以前、ソープの近くを歩いていたら、向こうから男が歩いてきた。男のほうがソープに近かった。男はまっすぐ前を向いている、そのまま通り過ぎるのだろう、と思った瞬間、そいつは前を向いたまま横歩きでソープに入った。
「ただの通行人」でありたかったのだろう、ソワソワしながらキシリトールガムをせわしなく噛み続ける、そんなソープ客然とした姿勢は受け入れ難かったに違いない。その他大勢と同じ通行人Aであり、たった一秒奇妙な歩き方をして入店し、後には何も残さない、そんな彼を見て以来、たまに真似をしている私である。
底なしの優しさに触れた巣鴨の夜
さて、地下に着くと、正面に受付があり、出勤嬢の写真が飾ってあった。
ジッと見る、皆見た目は地雷ではない。その代わり当たりでもなさそうだが。
「あぁ、どうぞ」
受付の中から店員氏が話しかけてきた。
三十代後半くらい、スーツではなくTシャツにジーパン姿である。急に店番を頼まれた店長の友達、という感じがする。
「あの…ホームページでイベント割見たんですけど」
「あぁ、今の時間帯幾らでしたっけ?」
「2000円ですね」
「いいですよ、じゃあ2000円です」
千円札を二枚渡すと、男はこちらに出てきて、一番前の席に案内した。
客は誰もいない。店内は年季のいった普通のピンサロ。左右に紅いベンチシートが四席づつあり、遮蔽として真ん中に仕切りがある。昭和の昔はキャバレーとして使っていたかもしれない、そんな雰囲気が少しある。
正面を見ると、ブラとパンティを着けた白いトルソーが壁にかかっている。
はっきり言って怖い。
これを見て、「ムヒョー!!ブラとパンティ見てテンションアップ!早く女の子来ないかなー!!」などと鼻息荒くする男は皆無だろう。
やけに薄汚れたそれを見て、みじめな気分になるだけである。
あぁ、帰りたい…
空気がほこりっぽい気がするし、ソファに接している背中から尻が徐々に汚れて行く感覚がある。ここに一時間いたら何かしらの病気にかかるだろう。
裏を返せば、そんな店なのだからマトモな嬢はいないはずだ。敗戦処理前提の待ち時間、無駄だ。
と、その時、嬢が現れた。
年齢は四十代後半、下手すれば五十。年齢を考えれば見た目は四十五点くらいだろうか。年を考慮しなければマイナス十点だが。
「永作博美」を老けさせて、目を細くして、顔のパーツをそれぞれかわいくないほうに修正した感じだ。
肌は白く、肌質は良さそうでもあるが…。
2000円なのだからそのプラス部分に感謝すべきかもしれん。
そう考えながら雑談を始めた。ところが、この嬢、話してみるとその優しさが伝わってくる。
聞くと元保育士とのこと。
以前行ったキャバクラに、保育学校に通っている嬢がいた。私はキャバクラ客の中では若いほうなので、中高年の客でこんなヤツがいた、という愚痴をキャバ嬢から聞かされることがままあったが、その嬢は違っていて、私は博愛主義だから子供もおじさんも愛せると言っていた。
あのキャバ嬢を思い出させる暖かさだ。
「女は優しく、男は荒っぽい」
生きていると、この基本を否定したくてしたくてたまらなくなる。
女ってクソだ!
そういう前提をもって路を歩きたくなる。しかし、底の無い優しさを持った女はいる。男では到達しえない境地に達した女が確かにいる。
そしてそんな女はピンサロにもいるのである。
私はたまらずパンツを脱いだ。この嬢は地雷じゃない。嬢も服を脱いだ。そこには白い美乳があった。体も太ってはいない。
「スタイル良いっすね、めっちゃ美乳」
頭を振って否定する。昔に比べると体型が崩れてきたとのこと。
おしぼりでチンポを拭いてもらうと、きちんと勃起。フェラが始まる。上を舐め、次いで横を舐め、さらに裏を舐め。なかなかのテク。
徐々にそれが速まり、五分後には、上から二十秒攻めて、横を十秒攻めて、というこの上横三十秒セットを延々繰り返すものとなっていた。
これが気持ちいい。
打ち上げチンポ、上から攻めるか、横から攻めるか、とばかりに絶え間なく、規則正しく続く攻撃。美乳を揉みながらそれを受けていると、案外早く射精感がやってきた。
「アーヤバイデル」
片言で宣言し、打ち上げ花火がパッと開いた。
いつもなら賢者モードはあまり話さなくなる私だが、優しくテクのある嬢を褒め続けた。
「また来てくださいね」
見送られて退店、外に出ると、辺りには居酒屋が多い。
あの嬢と呑んだら楽しそうだなぁ、などと考えながら、巣鴨駅に戻り、何事も無かったかのように、通行人Aとして改札を通った。
再訪率
【女の子評価】 良い
【店舗総合評価】 再訪確実
管理人より
「クワジラ」さん、ありがとうございます。新小岩から始まり巣鴨で終わる長編ロマン。独特の語り口もあって、非常に読み応えがありました。
お店が場末サロンばっかりというのもありましたが。特に最後の『ルージュ』には惹かれましたね。ジーンズ姿の店員さん。受付も適当、値段も適当。ほこりっぽい空気という店内も、、、わかるなぁ~。
そこへ現れた妙齢の美乳。心優しき熟女にほだされ、いやされ、最後はほっこりと。
場末らしい、場末情緒に溢れるお話でした。お値段たったの2000円。これをありと見るか、なしと見るか、それは個々のお気持ち次第です。。。
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