舞台は北千住の場末サロン『セブンスター』男優は孤独の四十路「バカイチ」女優は優しくも色気溢れる「風吹ジュン」
花びら回転ひとりめのはじまり、はじまり~
ここまでの話は以下を参照ください。⇒「【シリーズ場末をゆく】二次元の異次元サロン・北千住『セブンスター』その壱~真心接客と宵闇の恐怖~」
⇒「【シリーズ場末をゆく】二次元の異次元サロン・北千住『セブンスター』その弐~おてんばギャルと場末のマリア~」
母の優しさと女の色気
ジュンは横に腰掛け、さっとお絞りを手に取ったと思ったら、「よろしくお願いしますね、ここへは?」と尋ねてきた。
息子の友達に話しかけるような、少年をあやすような、思わず甘えたくなるような口調だった。
「初めてなんです」
わたしは素直に答えた。
「んフフ、そうなんですね~」
優しい笑みだが、特に感情はなさそうだ。わたしのように興味本位でやってくる男がごまんといるのだろう。
わたしは少しでも自分に興味を引いてもらうおうと、「こんなにも綺麗な女性がいるとは思いもしませんでした」という言葉を心の中で伝えた。
花びら回転、時間はひとりあたり約15分。これといって無駄な会話をする余裕はない。
冒頭のやりとりを終えたら、「ではズボンのほうを…」と脱衣の指示。わたしが脱ぐ間に、ジュンもワンピースを着たままパンツを脱いだ。
極力中の具が見えないよう脱ぐ仕草が可愛らしく、恥じらいに色気を感じた。
優しいフェラをして~?
おしぼりで軽く拭いてから、棹に手を添えて、尿道にキスをするように横から舌を這わす。
スタイルは、往年の床支え横向きスタイル。いわゆるサイドプランクに近い姿勢で、姿勢が悪ければ支える側の腕に相当負担がかかるが、ジュンは身体を少し半身にずらしシートに過重がかかるよう工夫していた。
わたしの腿に胸を寄せて首の動きだけで亀頭付近に刺激与えてくるが、正直言って、単調だ。省エネというか、いい意味で無駄がないというか。しかしながら手抜きという感じもしない。
カリ先にちゅっとキスをしてからパクリと頬張り、 包み込んだままゆっくりと舌を這わせ、非常に優しい力加減で少しだけ上下する。やわらかな舌使いと、ちゅる~んとしたゆっくりな動きが、得も言えぬ心地よさを生み、とても気持ちがいい。
さらに、半身で横斜め方向から咥えるため、舐める顔がよく見える。
目をつむりながら、チンコに無駄な力をかけず、わたしの腿にも余計な体重をかけてこず、首と顔の動きだけで最小限に、しかし効率よく優しく愛に溢れた刺激を与えてくれる。
玉も忘れない。玉裏にその周辺、股関節の付け根が特に気持ちがいい。
わたしは綺麗な顔を見ながら快感に浸り、もし機会に恵まれるならこの人とベッドインしてみたい…という淡い妄想を抱いていた。
添えていた左手で背中をさすり、その手をお尻へと手を伸ばし、ワンピースの裾を少しめくってみた。
小さくも綺麗なお尻が露わになる。組み揃えた膝の隙間からチラッと毛も見える。細身ながらも女性らしい質感の太腿が妙に艶めかしい。
全体的に華奢でお尻を揉むと尾骨の感触が伝わってくるが、肌触りは女性そのもの。加齢による肌の突っ張りも感じるが、基本しっとりとしていて、美白。
いろいろと気を使っているであろうことがうかがえた。
胸も普通にありそうだったが、ブラをつけたままで、ずっと腿と密着していたので、確かめることはできなかった。
最後の狂気
時折、深く咥え込む以外は、カリ中心の優しいフェラが続いた。手は使わず主に口と舌だけで息子の機嫌を維持し、フラワータイムが告げられる直前あたりからラストスパート。
これまでとは一転した激しい上下動に変わり、コールが告げられた直後に、、、気持ちよく射精。
綺麗に拭き取られ、ジュンが身なりを整えたところで、「ありがとうございます。もうひとり来ますからパンツを穿いてお待ちさい」
と優しい笑顔で去っていった。
後姿がとても若々しく感じられた。
つづく。
to be continued
⇒ジュンが去った。わたしの元気と精気吸って。店内も観察し、女性も二人確認した。正直もう用はない。だがあと一人残されている。場末サロンで賢者モードほど危険なものはないのだが…
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