場末の魅力を再発見すべく、単身 北千住へと乗り込んだバカイチ。昭和を生き抜いた老紳士の接客に触れ、花びら回転を選択し、優しき母に癒されて一回転目を無事終えた。
残るはひとりのみ。次はどのような人情と出会うのだろうか。。。
ここまでの話は以下を参照ください。
⇒「【シリーズ場末をゆく】二次元の異次元サロン・北千住『セブンスター』その壱~真心接客と宵闇の恐怖~」
⇒「【シリーズ場末をゆく】二次元の異次元サロン・北千住『セブンスター』その弐~おてんばギャルと場末のマリア~」
⇒「【シリーズ場末をゆく】二次元の異次元サロン・北千住『セブンスター』その参~母なる癒しと女の狂気~」
デ、デカイ!!
2人目の登場を待つインターバル。
このころ店内は私ひとりになっており、BGMが申し訳ない程度に流れるほか音という音はなかった。
その中を静かに現れたのは、色々デカイと分かるボインのぽっちゃりさん。
ピンク色した花柄の派手なミニワンピ。胸元が大きく開かれており、乳の上半分は収納されていない。顔は普通というか、前髪ぱっつんの愛嬌タイプ。すっぴんだったのが少し残念だが、丸い笑顔の癒し系だ。
「こんちわー。お願いしまーす」
緊張感のないかるーい挨拶。まるで飲み屋の姉ちゃんのようなノリで、ざっくばらんな態度がいかにも飲み屋街の風俗嬢らしい。
一発抜いた後とあって、わたしも完全リラックスモードだ。ズボンは腰まできっちり上げており、ベルトも苦しいぐらいにかっちり締め上げている。
いわゆる賢者モードというよりも、完全脱力モードである。
その姿を見て…
「その様子だと、イキましたね。どうします。ヤルなら頑張りますし、お兄さんの好きでいいですよ」
と選択を私に委ねてくる。頑張りたくないというオーラは特段しないが、率先してやろうという気もなさそうだ。
おそらくだが、なにもしてこないだろうという勝算が8割以上あるのだろう。
「そだねー、たぶんイケなさそうだから、とりあえずは…おっぱい揉んでいいですか!?」
「はははー、素直ですね。いいですよ」
ド ン!
いきなり抱きかかえられるように頭を胸に圧し付けられ、そのまま器用に肩紐を外し、「ほれほれ~」と両側から圧をかけられた。
ぶるんぶるんとうねるような生パフパフ。
少し息ぐるしかったが、幸せも感じた。
場末の夜は長い
その後は、弾力のある乳を揉んだり、ズボン越しに息子にちょっかいを出されたりしながら場末トークに終止した。
『セブンスター』に来てから半年ほど経つという。その前も別のところで働いていて、風俗歴は長い。いま30だと語っていたが、歴は10年近くあるそうだ。
お酒が好きで、よく近隣の飲み屋街にも繰り出すそう。最近は体型を気にしてか、24時間の無人ジムにも登録したのに、まだ一回しか利用してない。いつでも行けるとおもったら、逆にいかないもんだよね~
と二人して笑ったり、揉んだり、お肉を摘まんだりして、楽しい時間を過ごした、、、のだが、それにしても、もったいない。
身長があるだけにそこまで目立たないが、彼女は相当にガタイがいい。胸はFカップと大きく、少し垂れ気味ではあるものの乳輪の形に乳首の色も綺麗だし、なにより肌艶に若さもある。
若い時分はいまより10キロ以上痩せていて、超ナイスバディと周囲の男たちから持て囃されたというのも、あながち嘘ではないだろう。
実際、見た目ほど下半身は太くない。上半身とくにお腹回りのお肉さえなんとかすれば、高身長&くびれ巨乳、さらにデカ尻という、前から見ても後ろから見ても規格外のグラビアボディが完成するだろう。
ルックスも薄顔だけにメイク映えするであろうから、それなりに身繕いを整えたら、超見栄えするモテ女だったに違いない。
それだけにもったいない。。
こういっては何だが、本来 場末で転がっている玉じゃないとは思うが、、本人は気づいているのか、気づいていないのか、気づかいないふりをしているのか。。
トーク力もあるし、悪ノリも解している。おやじくさい下ネタだって全然イケるから、きっとプレイも楽しいものになるだろうけど、とりあえずそれはジムの効果がでてからのお楽しみにしよう。
階上と階下の異世界観
フラワーコールを聞いたところで、席を立ち、最後にムギューとハグをされて軽いキス。紳士の深々とした挨拶に見送られ、充実したキモチで飲み屋街へとつながる階段を下りた。
外にでると、酔いどれたちの賑やかな喧騒。細い一本道は酔客でひしめき合っており、皆が皆赤ら顔で実に楽し気。時間的に二軒目へ移動する頃合いだろうか。
階段をおりると、ちょうど男女の団体とバッタリ!!
予期せぬところから突然現れた男を見て、驚いた表情を見せるウブなOLと目が合った。
「オイオイ、お嬢ちゃん。そんな下衆な目でオジさんを見てはいけないよ。お嬢ちゃんもいつかこうしたお店で働くことがあるかもしれないんだから…」
即座に身を翻し、心の中でつぶやきながら、裏通りから駅へと消えた。
シリーズ場末をゆく セブンスターまとめ
北千住『セブンスター』確かに場末であった。埃っぽくカビ臭い店内、使い古したソファーにタオル。店内の雰囲気含め登場人物すべてが昭和。
だが、そこに嫌な感じはまったくしない。むしろ四十路以上の世代なら懐かしさすら覚えるのではないだろうか。(学園サロンに毒されていなければの話だが…)
見た目場末とはいってもそこは飲み屋街に数少ない風俗店。キャストのレベルは年齢の幅こそあるが、基本身なりのきちんとした「女性」が採用されている。
場末サロンにありがちな、「女であれば誰でも採用」というは暴挙は見えず、利用の最大の障壁である二次元イラストも、本人に限りなく近いイメージを厳選しているものと思われた。
添えられたコメントも実に的確で、イラストとメッセ―ジから人物を想像する独特の楽しみ方もあるのではなかろうか。
ただ、プレイに関しては、花びら回転ゆえにシンプルなもの。軽く触って尺られる。学園サロンのような相互に濃密なプレイを求めることはできないだろう。
ゆっくりまったり、今の時代では珍しくなった浮世離れした箱のなかで、人肌の温もりに触れ、下町の人情に触れ、格安料金で心と体をほっこりさせる。
ほろ酔い気分の酔い覚まし、学園サロンの口直し、そのようなキモチで臨んでいただけると、場末、、もとい昭和サロン『セブンスター』の魅力を感じ取ってもらえるのではないだろうか。
【シリーズ場末をゆく】今後も地域に根付いた古き良き文化の魅力を、改めて再発見していこうと思います。
わたしと共に昭和の文化に触れたい、懐かしのサロンを利用したいが一歩勇気が湧かない、、、そう感じたら、開拓使として名乗りをあげてください。
仲間と共に歩んでいきましょう。
※【場末をゆく】では場末開拓使を募集しております。各地の場末を調査、潜入し、レポートをまとめていただける団員を広く浅く求めます。学園サロンだけがピンサロに非ず。場末に魅力を知ってこそのピンクサロン。我々と共に行動いただける方は、以下のフォームより調査希望の地域と店名、そして場末調査に賭ける熱意を添えてご連絡ください。相談の上、調査費用を店舗料金を考慮して半分から最大8割ほど負担させていただきます。
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