その壱はコチラ。
その弐はコチラ。
つづき
男が足早に私を先導する。
店内は狭かった。赤い凹型のベンチシートが正面を向き合い、ふたつ合わせてひとつのブースを構成。これが左右対称に3席ずつの計6席。
店内図はコチラ↓↓↓

店内は薄暗く、ユーロビートだったかな?ささやかなBGMが流れていた。
私が案内されたのは④番シート。あろうことか間隣の①番シートは盛大にハッスル中であった。
(ん!?なぜハッスル中の隣のシートに座らせるのだ。せめて斜め後ろか一席間を置けばいいのに…)
と、思いつつも当然のように視姦する…と、そこにいたのは例の蒲田ギャルだった。
(ということは指名せずとも私の相手は若い方か…。これは勿体ないことをした)
指名料2000円を悔やむ私。しかしそれは結果論であって、少し時間がずれていたら隣でハッスル中の蒲田ギャルが私の相手だったかもしれない。2000円で安全を買ったと思えば…
ブチュゥ~ジュッジュぅうブチュ!ぶちゅっ!ジュじゅっぅぅ~
隣から聞こえてくる超濃厚接吻の音色と光景に…心からそう思った。本来であれば続けて視姦するはずなのに、あまりの強烈な光景に怖気づき背中をすべらせて身を屈めてしまった。
(なぜ隣なんだ!どうしてなんだ!)
心の中で呟く。
(早く!早く来てくれ!)
『オリーブ』の中心で出会いを叫ぶ。
その刹那。現れたッ。
……
……
若い。確かに若い。それは分かる。それは確実だ。しかし、しかし…太い。とても太い。全てが太い。足も腕も胸も尻も。そして顔も…。まるで(24時間テレビを走る前の)北斗晶のようだった。
例によってトークが始まる。彼女はとても明るく愛嬌があった。よく笑いよく話す。話術も巧みで話題も豊富。口下手な私の性格を読み取ってか、沈黙状態にならぬよう率先して会話を振ってくれた。
出会って10分近く話していただろうか…。急に彼女が会話を止めて髪をまとめだす。
(いよいよか…。本音を言えばこのまま会話が続いても良かったのだが…)
そう思いつつも、私も覚悟を決める。
脱いでのサインで脱ぐ。彼女も脱ぐ。
(うぉ~デケー!!)
アジャコングのようだった…。
(面倒がらずに姉妹店に行けばよかった…)
そう思ったのも束の間。プレイは彼女からのキスで開始された。が、詳しい中身は割愛。簡単に流れだけ説明すると、おざなりのキスで始まり、おざなりの相互愛撫を経て…
鬼の生フェラッ!!!
自信があるというだけあってフェラは素晴らしかった。が、詳しい描写は致しません。勝手にご想像ください。
と、投げっぱなしにしつつも実は難なく発射。それと同時に終了を告げるマイクアナウンス。そしてほぼ時を同じくして新規客登場。これまた間隣のブースに案内。
何か法則が決まっているのだろうか?『オリーブ』では来客を必ずハッスル中の隣から埋めていくようだ。余談として…。
射精後は後処理を済ませ、マイクアナウンスがあったこともあり、隣に例の蒲田ギャルが再び現れたこともあり、お礼を伝えて早々に退出。
「ありがとうございましたぁ~」
嬢の見送りを受けつつ、細長い階段を一目散に駆け下りる。まるで追手から逃げるように。まるで恐怖をかき消すように。まさに撤退!という勢いで階段を駆け降りた。
外に出て正面にあるという姉妹店とやらを確認する…と、そこには『ハワイ』の文字。
驚くことにこの蒲田『オリーブ』は今回の場末サロンレポの切欠となった「庶民風ロマン」さんの同士体験談で紹介された『ハワイ』の系列店だったのだ。
(正面の店とは『ハワイ』だったのか…)
その瞬間、胸につかえていた何かが取れたような気がした。
(そうか。そうだったのか。姉妹店とは『ハワイ』だったのか…)
繰り返し呟きながら、同時に「ロマン」さんのレポ内容を思い出す。すると胸に巣食う不快感は完全にとれ、一息付いたからだろうか。さっきまで我慢していた空腹がここで一気に押し寄せてきた。
時刻は午後14時。9月とはいえ季節はまだ夏。
私は照りつける日差しを避けながら、少し遅めのランチを取りに駅方面にむかった。
総括しよう。
今回の蒲田『オリーブ』HPを見ても分かるように、いかにも場末サロンといったふうのお店。だが、掲示されたパネル写真とHP写真を見比べてみてもそう。また実際に生で見比べてみてもそう。状況次第で姉妹店である『ハワイ』に行くことになるかもしれないが、そこまで悪い店ではないように思える。
私は今回、若くとも太めの嬢にあたった。しかしながら、嬢は写真からして太めだったし、容姿も写真どおり。また店内にもう一人いた蒲田ギャルも見た目こそ好みの分かれるところだが、プレイは濃厚そのもので料金面を考えればアリだと思う。この手の濃厚熟女が好きな方もきっと多いはずだ。
結果的に『ハワイ』の系列店ということで、両店併せての評価にならざるを得ず、以前紹介したロマンさんのレポも参考にしての総評になるが…
HPのある場末サロン『オリーブ』系列店『ハワイ』と合わせて蒲田ピンサロの中において嬢のレベル(は好みもありますが)、サービス共に安全?安牌と言えるのではないでしょうか。
結局のところ個人の好みが大前提になりますが…
場末サロンも捨てたもんじゃない!蒲田ピンサロは奥が深い!
この一言に尽きると思います。
思いのほか長くなってしまいましたが、蒲田ピンサロ珍道中・第3弾。お楽しみいただけましたでしょうか。
ヤングサロン全盛時代において場末サロンや回転サロンの人気低下が叫ばれていますが、そんな時代においても…場末サロンも捨てたもんじゃない。
そう思っていただけるよう、蒲田ピンサロ珍道中・第4弾も頑張ります。いつになるかは未定ですが…。
それでは今日は是にて…。ご参考になりましたでしょうか。