前半-基本理念編はコチラです。プレイ編を読む前に必ずご一読くださいませ。
後半-プレイ編・序章⇒ご褒美、紹介済みです。ご参考ください。
それでは新宿ピンサロ『ゴシップガール』小悪魔プレイ編-終幕-をお楽しみください。
自慢の亀頭責め!
いよいよ待ちに待った時がやってきた。
主人のイタズラに耐え抜き、気儘な発言に翻弄されながらも、やることはやってくれる。おねだりすればご褒美もくれる。その中でも最高のご褒美、いよいよ生フェラの時間がやってきた。
主人は、三度問診票を手に取り、こう言った。
「私、亀頭責め超上手いよ♪」
私は「楽しみです!」と感嘆の声を上げた。そのとき力がはいったのか、愚息がグインと反り返ったのはご愛嬌。
主人はクスクスと微笑を浮かべ、愚息を見下ろす位置へと頭を近づける。そして、愚息てっぺんから唾液を垂らしたのち、垂直にゆっくりと咥え込み、イチニ度これもゆっく~りと上下。その後は、小刻みに亀頭からカリ先を中心に緩急をつけながら舐め上げていく。
素直な感想を述べると、雰囲気はあったが、自慢するほど上手ではなかった。しかし、これまでの高まりもあり、ほどなく射精した。
主人は下僕である私のモノを最後の一滴まで丁寧に吸い取ってくれた。
(良かった。彼女がご主人さまで…)
安堵感が余韻を包む。しかし、不思議なもので、いつもの賢者モードがやってくる。
後処理中に自ら手錠を外し、処理を終えるとそそくさと服を着る。そして、しばし談笑する。このとき「けっこう変態なんですね」と言われた。しかし、この言葉は私にとって褒め言葉だ。
私はMに徹しきれたことを誇りに思い、この日洋館を後にした。
【総括】『ゴシップガール】の行方、今後の展望を予測
小悪魔サロン・新宿歌舞伎町『ゴシップガール』現状の評価としては、業界初の受身サロンとして日々進化中といったところだろうか。
それは働く女の子もそうだし、利用する我々も含めてだ。
そもそも、この手のM男向け風俗は、リードする女の子の力量により大きく左右されることはもちろん、M男の成りきり度によっても大きく評価が分かれるところ。
ご主人様である女性がプレイを引っ張っていくことが基本であるが、奴隷(下僕)であるM男が「懇願」と「要望」により表向きは受け身なれど実際はプレイをリードしているということも多々起きる。
後者は一歩間違えばいわゆる「エゴマゾ」にもなりかねないが、『ゴシップガール』の現状や立ち位置を考えるならば、「エゴマゾ」で臨んだほうが満足度は高いものと思われる。
というのも、おそらく『ゴシップガール』には完璧を求めるM男さんは来ないと思う。実際来られてもお店も困るだろう。
利用対象としては潜在的なM男(Mかもしれない)からプチM男(Mであろうと思っている)、もしくは単純にマグロが好きな草食系、もしくは相互に楽しみたい一般的思想の方。
簡潔に言えば、純粋に受身だけに徹して満足できる専守防衛型のM男はピンサラーには少なく、その少数派もMプレイを求めるのであれば、M性感ないし、痴女店、女王様に足を向けると思う。
その理由は単純明快で、成りきれないから。(相手に)求める理想が高いから。
事実、『ゴシップガール』で利用するアイテムは擬似的なものだ。手錠などは段ボールのように軽く、拘束も弱く、ムチや指し棒なども本物には程遠い。
これらはあくまでも演出、雰囲気を高めるものであり、その辺りも含めお店の実情を導くならば…
小悪魔プレイとは、あくまでもイメージプレイの一種で「受け身風」や「受身寄り」と考えるのが最適だろう。
その中で少しでもM性を押し出すために、許可なしでは責めることができない「誓約」を基本ルールに据え、受身型でありながらも通常のピンサロのように責めることも(一応は)楽しめるよう形式的に成立されている。
この形式上の「誓約」が存在するがゆえに、小悪魔サロンとして成立し、そのために「エゴマゾ」で臨んだほうが愉しめるというわけだ。
仮にもし、同店が「完全受身でお触りなし!」であったなら、果たしてお客は増えるだろうか?減るだろうか? どうだろう。
もちろんそこには料金の問題もあるだろうが、現状のピンサロユーザの性癖や業界の動向を推察するに、まず間違いなく利用者は減るだろう。
お店サイドもその辺はわかっているだろう。
小悪魔サロン=主従関係を前提とした完全受身型へと舵を切るわけではなく、通常のサロンの中に少しだけテーマに添った受身要素=イメージプレイを乗せることで新感覚を打ち出し、新たな顧客層を開拓し、飽和状態を迎えつつある業界で生き残りの道を模索しているのだろう。
いま、小悪魔たちは日々キャラに磨きをかけている。しかしながら、完全なるM男を満足させることができないことは明白で、であるがゆえ「エゴマゾ」である我々の相手をせねばならず、そのためにはお触りやタッチをいかにしてイメージ(演出)の中で織り交ぜていくか…
主従関係に基づくアメとムチ、利用者の求めに応じる「ご褒美の与え方」が今後の問題点となり、この問題点の扱い方次第では普通のピンサロにも成りえない、どっちつかずのお店になることも考えられる。
だからこそ、「誓約」が落としどころであり、勝負どころでもあるのだ。
問診票を導入し、理想のプレイに近づける努力は素晴らしい。現にそれを生かしたプレイをしてくれた。
個人的には、あと少しS要素を高めていければ現状のままでも問題ないと思う。だが、限られたパイの中にいる、しまもその中でも数少ないプチM男に高い水準の「誓約」を求めるというのも少々厳しいような気もする。
今後は小悪魔コースの完成度を高めながらも、状況を冷静に判断し、通常コースでも遊べるルートなどを模索しながら、お店も嬢も臨機応変な対応を迫られる日が来るかもしれない。
コンセプト、小悪魔、受身、といったキーワードだけに囚われていると、最終最悪大変なことになる可能性がないとも言い切れないだろう。
と、悲観的な意見はここまでにして、小悪魔サロン『ゴシップガール』新感覚のお遊びであることは間違いありません。
本格的を求めるのではなく、M男への入門、気分転換、または目覚めのきっかけになる可能性は大いにあります。
ご利用の際は事前の問診票に誠実に答え、恥じ入らず、プライドを捨ててお遊びすることを強くお薦めします。
そのほうが嬢も雰囲気に乗れます。嬢に乗せてもらうのは個々の個人差がございますので、満足度を高めるためにも「自らのペースに巻き込んでいく」ことをお薦めして、体験談を了とさせていただきます。
それでは長々とお付き合いありがとうございました。合掌。